今まで全然気づかなかったんだけど
時々通るイタリアンのバールみたいなお店の軒先で
ものすごいにぎやかな鳴き声がして
見たらツバメが巣を作ってて
どうやら生まれたてのヒナがいるらしい
ツバメは4~7月が繁殖期だから
確かに今が子育ての真っ最中
親ツバメが必死でどこかに飛んでって
たぶん食糧調達して子育てにいそしんでるのがほほえましいけど
ちょっと心配なのはこの猛暑
軒先で日陰になってるとはいえ気温は高いし
お店はドアを開けてることも多いけど
冷たい空気は下に下がるから
軒先はきっとかなり暑いに違いない
それで調べてみたら
ツバメは体温が40℃くらいなので
ヒナを人が手で持っていると凍えてしまうらしい
えっ?それならむしろ猛暑は快適ってこと?
まあ本当のところはわからないけど
ひなは3週間ほどで巣立つそうで
秋になると集団で海を渡り
フィリピン、マレーシア、インドネシアなどの東南アジアに向かい
春にまた日本に戻ってくるとのこと
あんなに小さな体で数千キロの距離を往復するなんて
びっくりですよね
ただツバメは1日1個の卵を産むため
後から生まれてきた子は餌がもらえにくく、育ちが悪くて
死んでしまうこともあるし
また巣立って間もないツバメはカラスやワシ、トンビなどに襲われてしまい
ほぼ8割は1歳になる前に死んでしまうそう
生理的な寿命が15~16歳だそうなので
自然界は常に厳しい現実にさらされてるんだなって思うし
今日見かけたツバメの親子が
何とか元気に育って南に渡っていってほしいなって
心から応援したいと思った
わたしなのでした
遊びに来てくださって、ありがとうございました