昨日愛媛県宇和島市の川で見つかったジンベイザメ
死んでしまったんですね
大きさはだいたい5~12m、大きいものでは20mを超える世界最大の魚類だから
川に来るなんておかしいと思ってたけど
この子は2019年に高知県室戸沖の定置網にかかり
その後大阪の海遊館で5年間飼育・展示されたあと
先月土佐清水市の沖合で放流された「海くん」だったそう
もともといずれは放流される予定になっていて
ジンベイザメの生態を知るために背びれにデータ収集のための装置をつけていたそうだけど
ジンベイザメは繊細な性質だそうで
急な環境の変化に慣れなかったのかもしれないし
人慣れしてたから
陸地の方に寄ってきてしまったのかも
もちろん病気の可能性もあり
今後解剖して死因などを調査し
ジンベイザメの研究に役立てる予定とのこと
ジンベイザメは通常は赤道を中心とした温かい海域で生息しているけど
違法な乱獲などですでに絶滅危惧種になっており
せっかく保護してここまでいのちを繋いできたのに
ここで死んでしまったのは本当に残念
寿命は100歳以上で、130歳と推定されたものもいるそうだから
水族館など狭いところで飼育するより
広い海でわたしたちが命を守っていくほうがいいのかも
ともに命を繋いでこの先も生きていくために
わたしたちが考え方ややり方を変えていく時代が
来ているのかもしれません
遊びに来てくださって、ありがとうございました