朝10時過ぎに電話がかかって来て
登録はしてないけど、これは病院からに違いない
それでものすごく緊張して電話に出たら
主治医からだった
もう気持ちが「え~!」って感じだったせいか
先生がそれを察知し「あ、悪い連絡じゃないから」と一言
それでほっとしてお話を伺うと
どうやら母が頻繁に空腹を訴えているらしく
こんな状態で、口から食べたらまた出血するかもしれないけど
本人の希望を叶えるのも大切だから
飲み込みやすいとろみの付いたものなら食べていいですよ、とのこと(固形物はだめ)
もう天にも昇るような気持ちになり
わざわざ連絡してきてくださった先生に感謝
なので今日の面会で早速食べさせてあげようと思い
まずは先日言ってたコーンスープ
これは手作りじゃなくてカップスープのことだろうからすぐできる
でもそれだけじゃ芸がないので
今夜自分のために作ろうと思ってた肉団子の中華風スープを持っていくことに
慌てて材料を買いに行き、ササっと作るけど
これじゃスープがサラサラすぎてむせるかも
なので片栗粉で少しとろみをつけて
どっちのスープも塊が入らないよう濾して、50ccくらいタッパーに入れ
もしかしたら食べたがるかもと思ってプリンとヨーグルトも持って
いざ、面会へ
母はいつも通りぼーっとしてたけど
声をかけるとこっちを見るし
口の中をシートできれいにすると、小声だけどちゃんと言葉も出て
調子もまあまあ
なので
介助は看護師さんがするとのことで、ベッドを起こし
スープとスプーンを渡して食べさせてもらう
すると
ほんの少しずつしか口に入れてないのに
数回はむせた
それでもそれぞれ10ccくらいずつは飲んで
おいしかったそうで大満足
その後はまた口の中をきれいにすると、疲れたらしく
うとうとし始めた
いやいやこれって、かなり調子よくない?ってちょっと誤解するくらいで
本当にありがたい
救急車で搬送されたときはそのまま自宅に帰る選択もあったけど
たぶん家ではこんなにいい状態にできたかどうか・・・
母も医師や看護師さんたちに必要な治療やケアをしっかりしてもらって
安心してると思う
ってことで
なんとなんとちょっと食べることもできるようになった母
とはいえこの先希望はそれほどないかもしれないけど
この状態で食事を楽しむことができたのは、本当に素晴らしいこと
ありがたいと思うと同時に
神様、この幸せな時間をもう少しだけと願う
娘なのでした
遊びに来てくださって、ありがとうございました