母が亡くなって1カ月余りが経ち
だんだんと生活が落ち着いてきたせいか
時々ふと母の様子を思い出す
入院中一番心に残ったのは
母がよく「ありがとう」と言っていたこと
脳梗塞で頭は常にぼーっとしてたようだし
呂律も回りにくくなり
会話と言っても一言二言しか出てこなかったけど
差し入れのものを食べた時は「おいしい、ありがとう」と何度も言っていたし
歯磨きとか着替えなどを手伝ったり
お友達の手紙を読んだりしたときにも
必ず「ありがとう」と言っていて
それは看護師さんたちにもしていたらしく
看護師さんたちから「ご飯の時、おいしい、ありがとうって言ってくれるんですよ」などと聞かされていた
だから母としては自然にそういう言葉が出ていたんだろう
けど
それって普段からそういう気持ちでいないと言えないことだって思うし
常にまわりに感謝するって
当たり前のようでなかなかできないことかも
そして
そういう母を見てわたしもいつか具合が悪くなった時も
まわりの皆さんに感謝できる人でいたいな~って
心から思った
なので
わたしは元々「ありがとう」は好きな言葉で使うほうかもしれないけど
ちゃんと心を込めて言ってるかな?って思うし
普段から感謝の気持ちをちゃんと持って過ごして
人生の最後も皆さんに感謝しながら終えられたらいいなって思う
母のこういうところ
見習いたいです
遊びに来てくださって、ありがとうございました