車を走らせていたら
通りがかったお宅の庭に
立派な夏ミカンの木があって
きれいに色づいた夏ミカンがたくさん生っていた
それを見て思い出すのが母のことで
去年は1年を通して夏ミカンを食べたがっていて
旬の春頃には何度か買って持って行ったけど
そのあと夏になって秋になっても
時々夏ミカンを欲しがった
それでもうお店にはないのでネットでも調べたけど
もう普通に食べられるものはなくて
ジャムなどに利用するようなかなり酸味の強いものばかり
なので母にそれを説明し、オレンジなどの代替品で何とかしのいでいて
夏ミカンがまた売りに出される時期になったら
いっぱい買ってあげようと思っていた
それをふと思い出し
ついウルっと・・・
できる限りのことはしたけれど
出来なかったことにはやっぱりちょっと気持ちが残る
まあ仕方のないことだけど・・・
痛いとか苦しいとかいう時間はそれほどないうちに旅立てたことは
家族としてよかったと思っているけど
夏ミカン、もう一度食べさせてあげたかったな・・・
なんて
考えても仕方のないことを
時々ふと思ってしまいますね
今年夏ミカンが旬になったら
一番に母に供えてあげようと思います
遊びに来てくださって、ありがとうございました