毎年問題になっていた
富士登山
とにかく登山者が多いし、軽装で弾丸登山する人も多くて
その結果遭難したり倒れて、救助隊も頻回に出動することになり
本当に迷惑極まりなかった
それで今年は山梨県・静岡県共に事前に入山手続きをして、入山料を4000円と決めて
なんとか安全な登山を目指していくことになった
まあ金額はいきなり4000円と思うと高すぎると思う人も多いだろうけど
例えば静岡県側では登山ルートが3つあって
その入り口にゲートを設置しなくちゃならないし
そこで入山料を徴収したり山小屋の予約の有無や登山の説明などをする人を配置したり
ごみ問題に対応したり、標識を両県で統一するなど
いろいろやらなくちゃならないことが多くて
それらの支払いを考えると
たぶん4000円でもかなり少ないように思う
なので
これはやってみて、もしかしたら今後少しずつ値上がりするっていうのはあるかも
それから山梨側と静岡側では少し違うこともあり
山梨側ではゲートは午後2時~午前3時までは無条件に閉鎖
1日の登山者数は4000人で、それを超えたら時間前でもゲート閉鎖
静岡側ではまず登山前にルールやマナーの事前講習を修了し
ゲートは午後2時~午前3時までは閉鎖だけど、山小屋の宿泊予約があれば通れる
登山者数の上限設定はなし
ということになっている
もちろん登山に適した装備がない場合は、登山できないこともあるのは両県一緒
この先も少し変更はあるかもしれないので
今年富士登山をする予定の方は、早めに情報を手に入れて
必要な準備をしてほしいですね
それと
富士山ではトイレの処理もすごく大変で
今は環境配慮型トイレを導入しているんだけど
場所によって小と大の処理方法が異なるため、よく説明を読んでから使ってほしいし
ごみを入れると壊れたりするので
使い方をきちんと守ってほしいのと
廃棄物はふもとまで運んで処理したり建物のメンテナンスなどのためにお金がかかるので
チップとして1回100~300円が必要になることをお忘れなく
富士の自然を守り、多くの方々に富士登山を楽しんでもらったり、景色を楽しんでもらうためには
本当にきめ細かな対応が必要になる(家だって毎日掃除するからきれいな状態を保てるわけですから)
そこをよく理解してもらえないと
富士登山自体が今後難しくなるってことも
ちょっと心のどこかにとどめておいてほしいなって思います
遊びに来てくださって、ありがとうございました