確信犯

今日は母のお買い物の日

でも

新しい部屋にちょっとしたものを取り付けたり

こまごまとしたこともいくつかあって

けっこう忙しい

なので

お昼はお弁当を作って持参（もちろん母の分も）

実家に着くと母の様子に何だか違和感があるけど

こっちはソファに塗り忘れてたクリームを塗ったり

母から携帯の電源が入らないとか

吸盤のついたラックがちゃんとつかないとか

あれこれ用事を言いつけられて忙しく　　自分でできないことが増えた分、人使いは荒くなってます

あんまり観察してられない

なので

取りあえずの用事が終わって車に乗って

初めて母の顔をじっと見る

すると・・・

えぇ～、まさかの

自分で髪カット　パート２

今回はサイドをものすごく短く切って

そこにスプレーを吹き付けて固めてあるので

サリーちゃんのパパが寝ぐせになったみたいな

ものすごい髪型になってる

私「ちょっとぉ、何その髪型？！」

慌てて髪を濡らしてスプレーを取り

ブラシでなでつけるけど

激しく刈り上げた感じになってるし

後ろはまさかの段々畑状態　　ぱっと見は刈り上げのお爺さんです・・・

もう、言葉もない、ってくらいだけど

いやいや、言わせてもらいます

私「もうやめてって私も先生も言ったよね？

　　　　なんでやったの？」

母「うるさいわねぇ！すっきりしたかったのよ！」

母はダメ出しをされたときは絶対に謝らない性格だし

口喧嘩にはほとんど負けない

なので

車中で久々の親子喧嘩

・・・まったく

この間の受診でかかりつけ医からもチェックされて

「もうしません」なんて言ってたくせに・・・

それでももし上手にやっていたら

そんなに文句は言わない

でも

今の母の自分カットは

明らかにみっともないレベル

そんなこともわからなくなっちゃった母が

なんとも情けなく

言ってもしょうがない言葉を

母に投げつける

まあ

済んでしまったことだからどうしようもないけど・・・

口喧嘩はどこまで行っても堂々巡りなので

結局こっちが折れて

もう違う話題にする

でも

心の底で決心

次は母が切ろうとする前に美容院に連れて行かなくっちゃ

そんなわけで出だしから大変だった今日のお買い物は

わたしがびっくりするくらいたくさん買って

ニコニコの母で終了　　私はみんなの視線が気になって気になってびくびくだったけど

この先年明けまでは

お買い物は混雑するので私だけが行くことに

なので

当分人目を気にしなくていい

助かった～

ってわけで

やっぱり認知が進んでるって確信してる

娘なのでした～

次の受診で薬増えるかも・・・



遊びに来てくださって、ありがとうございました

枯葉

葉が


川を覆いつくすような大木の枯葉が


はらはらと風に舞い


あるものは木の根元に


あるものは川の流れに


降りていく


土の上の枯葉は


相当強い風が吹かない限り


もうそこを動かないけれど


川に降りた葉は


水と戯れ


日に輝きながら


舞う


その姿は


見とれるほど美しい


けれどふと思う


葉は


その先どうしたかったのか


いつかは肥やしとなって


生まれた木の栄養になりたいと願ったのなら


川に降りた葉はその願いかなわず


橋の下にそっと張られたネットにからめとられ


ゴミとして捨てられてしまう


木の根元に落ちた葉たちも


そのほとんどは掃除で取り除かれてしまうけれど


箒の穂をかいくぐったいくつかだけはそこに留まって


いつかは朽ちて土と雑じりあい


大木の栄養となって命をつなぐ



そのまわりで人々は


忙しく道を行き交い


川の流れや葉の舞を見る余裕がない


でもね


この枯葉はわたしに


思い通りにいかない人生のことや


先ばかり見て生き急がないで


今を大切に、ってこと


教えてくれた


だから


みんなにも気付いてほしい


もっと今の自分と


周りを見て


泣いたり笑ったりしながら


深呼吸するのが


いいんじゃないかなぁって


ときどきは目を閉じて


耳をすませたり


季節のにおいをかぐ


そんな時間が


必要なんじゃないかなぁって



舞い散る枯葉が


教えてくれたこと

預かりし命

おとうと犬と散歩してたら

ものすごく久しぶりに

仲良しわんことそのおかあさんに会った

元気よく走り寄ってくるお友達に

「相変わらず元気でいいね」と声をかけると

実はここ２週間胃腸炎になり

下痢と嘔吐で１キロもやせて

点滴を続けていて大変だったそう

一時はもうよくならないかもしれないと医師にも言われ

相当深刻だったようだ

コートがふさふさしてるので一見わからないけど

撫でてみると確かに背骨がよく触れるし

全体的に一回り小さくなって

うちのおふたりと同じくらいの体格になってる

わんこの１キロは人に換算すると１０キロだから

相当大変だった感じが伝わってくる

でもここ１～２日は落ち着いてきて

ようやく点滴もいらなくなってきたとのこと

まあ確かに

彼も１０代半ばで

高齢であることには変わりないから

いつ何が起こってもおかしくないお年頃

でも

このお友達は一番の仲良しだし

何より

このおかあさんは以前同じ犬種のわんこを心臓病で亡くして

もう犬は飼えないって思ってた時に

うちのおにいちゃん犬に出会い

それでわんこと暮らした楽しさを思い出され

その子を飼い始めた、っていういきさつがあるから

何だかうちにとっても特別な存在

だから

何かが起こると他人事とは思えないし

お互いに長生きして頑張りたいお友達

今回のお話は結構深刻だったので

助かって本当によかった、と胸をなでおろす

それで

冬はもうこの年になったらあまりカットしないほうがいい、とか（お腹をすぐ冷やすので）

認知症が始まったみたいでサプリ検討してるとか

飼い主同士で情報交換して

この冬を元気に乗り越える方法を検討


わんこもこの年になってくると

何もなくても体調を崩したりして

目が離せないし

綱渡りのような状態を見てると

この子たちは「預かりし命」という気がしてくる

どんなに頑張っても

いつかは虹の橋を渡る日が来る

だからそれまで

お互い後悔が残らないように

よく見てよく触れて

できる限りのことをやっていくだけ

この先どうなるかは誰も決められないことだけど

この子たちができるだけ笑顔でいられるように

がんばろう、と思わされた

お友達の体調不良のお話なのでした～


ホント、うっかり落としたりなんて

絶対いけないよね～・・・



遊びに来てくださって、ありがとうございました

じわじわと・・・

先週に荷物の移動とベッドの搬入をし

新しい部屋に住めるようになった母

昨日行ってみると

ちゃんとエアコンもつけ

一見快適そうに暮らしてる

でも

わたしはチェックを怠らない

ぱっと見は大丈夫でも

けっこう適当にしちゃってることがあるから

今回ベッドは自分のではなく

介護レンタルのものにした

それの方が高さの調節もできるし

起き上がりにくい時は電動で頭も上がり

何より手すりがついてるから（これはオプションレンタル）

起き上がりの時に楽だし

お布団も落ちないから寒くない

で

そのお布団をバッと開けると

あれ、マットレスがむき出しで

そこに電気毛布が敷いてある

・・・やっぱり

ベッドを入れる前にシーツカバーを用意しておくように言ったら

あるからいいって言ってたけど

どうやらフラットシーツでサイズが合わなかったらしい

自分のものならいいけど

レンタルはほかの方も使ったのを使いまわすから（もちろんその都度消毒はするでしょうけど）

気分的にもじかに使うのはどうかと思うし

何より寒いでしょう！

お掃除その他の用事が終わったら

母にはあれこれ言わずお買い物に直行

あったかそうなベッドパッドを購入して戻る

すると

ものすごく不機嫌な母

自分のことは何でも承知してなくちゃ気が済まない性格で

これは仕方ないけど

言ってもあれこれ理由つけて拒否するに決まってるから

ここはもう強硬手段

さっさと袋を開けてベッドに取り付ける

そしてその後は

何もなかったように他の話をするとそのうち忘れちゃう・・・うふふ・・・

さて他の物の使い心地を調べていると

母が奥から何か取り出してきた

見ると

わんこのセーターが出来上がってる、って

あらびっくり

毛糸は買ってあったけど

まさかこの引っ越しでバタバタしてる時期に完成させるとは・・・

「ありがとう」とニコニコでわんこに着せると

なんだかものすごく大きい

うちの子たちは体重５キロなんだけど

たぶん７キロの子でも着られそうな大きさ

って

大きすぎ

まあ冬は多少ゆとりのあるのを、ってお願いはしてたけど

これはさすがどうかと思う　　わんこの世界にはダブダブが流行り、っていうのはあるのかしら・・・？

でもまあ、仕方ない

この忙しい時期に

しかも物忘れも激しくなってるときに作ってくれたんだから

でも、またおんなじことが起こると困るので

「ちょっと大きいね、でもありがとう」と伝える

母も見てさすがに大きすぎるのはわかったらしく

「ほんとねえ～」

まいっか

わんこたちはだぶだぶのおニューを着せられ

何だかしっくりこない感じの顔つきで車に乗る

だんだんうまくできなくなってることも増えてるけど

母が笑顔で過ごせるならそれでいい

まあ、この服は外には着せていけないけど

部屋着として使わせてもらいます

ってわけで

部屋異動もセーターも

それなりだった

母なのでした～

じわじわ来てる感満載だけど、

それでいいよ～



遊びに来てくださって、ありがとうございました

驚きの真実

昨日テレビのバラエティー情報番組で

「子供を効果的に褒める方法」っていうのがあって

なんとなく見てたら

ただ「偉いね」ってほめるだけじゃなく

「〇〇さんも偉いって言ってたよ」みたいな第三者からの誉め言葉は

客観的な評価をもらえたことになり

とても効果的だと言ってた

これ見て私

「」

だってね

わたしったらうちのおふたりを褒めるとき

いつも「偉いねってばあばが言ってたよ」とか

「素敵だねってみんなに言われちゃうね」とか

言ってた！

まあそれは

わたしがただ褒めるより

そういった方がわんこたちの反応が明らかによかったから

特におとうと犬は

お散歩のときは「一生懸命歩いて偉いねってばあばが言ってたよ」っていうと

とっても元気に歩きはじめたりスピードが上がったりするし

ごはんの時はなかなか食べ始めないとき

「自分で食べる子はとってもお利巧ってばあばが言ってたよ」っていうと

その気になって食べ始める　　私がただ言っても全然反応がないのにね

もうわたしにとっては

魔法の言葉

あんまり多用するとどうかな？って思ってたけど

毎日言っても未だに効果絶大な

犬育てになくてはならないアイテム

まあ

テレビで言ってたのはあくまでも人間の子供のことで

わんこにも効果あるとは一言も言ってなかったけど

わたしは人の言葉がわかるわんこには

絶対効果がある！と思う（根拠のない自信）

なのでこれをご覧になってる皆さん

おうちにペットがいたら

ぜひ試してください

あともうちょっと頑張ればできることとか

やってみてほしいなぁと思うことに

この言葉を使い続けると

いいことあるかもしれません

ってわけで

テレビの情報にものすごく納得がいって

とってもびっくりした

わたしなのでした～

わたしって天才？

いや、ただの偶然です・・・



遊びに来てくださって、ありがとうございました