こんばんは🌆
最近は比較的早い時間の更新だったのですが...今日は今まで通り遅めです。
最近ボカロにハマっています。
ボカロは声がキンキンするし、歌詞もよく分からないものが多かったので、一部を除いてほぼ聞いてきませんでした。
しかし、友人に紹介されて、
傘村トータさん
の曲にハマってしまいました。
傘村さんの曲は、ボーカロイドにもかかわらず、暖かく、人間味があります。
また、歌詞も共感できるものが多いです。
全体的にあまり明るい歌詞ではありませんし、曲調もしっとりしたバラードが多いです。
だからこそ、なのか、生きることを諦めようとしていた私には、人ごととは思えないような曲ばかりです。
ただ、「生きるのが辛い」という内容の歌詞は、私の気持ちと重なりながらも、曲は最終的に「なんとか生きよう」という終わり方をします。
「無理をしないで生きていく」ということの大切さを教えてくれます。
こんな歌詞が書ける傘村さんは一体どんな人生を歩んできたのだろう、とよく思います。
それくらい辛い経験をしてきた人間の心に響く歌詞なのです。
（私が一番好きな曲は「世界中で一番」です。
この曲は明るい曲調で、しかも恋の曲です。
最初は「下ばかり向いて歩くから 花を探すのが上手くなった」といったように、少し暗い始まりですが、サビでは支えてくれた「あなた」に感謝しています。
歌詞こそ若干暗いものの、傘村さんの曲の中ではかなり明るいと思います。
この曲は元気をくれる曲です。）
ただ、傘村さんの良さはやはりバラードにあります。
そのバラードの歌詞にこそ、共感できます。
「僕の青春時代の話をしよう」（作詞者は傘村トータさん）
という曲があります。
この曲の歌詞に、
"口数が減って 食欲がなくなって
歩く速さが遅くなった
朝起きられなくて 夜は眠れなくて
もう、やめちゃおっかって思った"
という部分があります。
この部分、自律神経失調症、ないし起立性調節障害（OD）のことを表しているのかな？？と思っています。
口数が減ったのは人と関わるのが怖くなってしまったからでしょうか。
食欲がなくなるのは、ストレスそのものの症状とも言えますし、ODによる頭痛や吐き気、腹痛が原因で起こるとも言えます。
歩く速さが遅くなったのは、心拍数が上がったり、息切れが起こることが原因かもしれません。
「朝起きられないのに、夜眠れない」というのはODの代表的な症状です。
「もう、やめちゃおっか=こんなに辛いなら死んでしまいたい」ということでしょうか。
なんとなく、今までの私が経験してきたことに近いと思っています。
この歌詞の全てに共感できるからです。
そもそも、この歌詞を上記のような読み方をする人はよっぽどストレスに詳しい人か、もしくは経験者だと思います。
（だからこそ、傘村さんは自律神経失調症もしくはODの経験者なのかもしれないなぁと、なんとなく思っています。）
私は経験があるからこそ、こんな読み方をしているのだと思います。
本当に辛いんですよね。
高校に入ってから「口数が減る」という部分は当てはまらなくなりましたが、それ以外は全て経験しました。
この辛さを歌ってくれる傘村さんですから、他にもたくさん共感できる歌詞が多くあります。
そして、この辛い歌詞のあとには、
"それでも 生きているんだ
いや 生きていくんだ
やめる勇気なんて出なかった
でも それでよかった
やめなくてよかった
だって 僕の人生が
こんな終わりじゃ嫌じゃないか"
という歌詞が続きます。
全体的に「生きていこう」という方向に向いています。
これも傘村さんの曲の特徴であり、好きなところです。
ちなみに、この曲には
"僕の青春時代の話をしよう
とても暗い話だと もうわかっただろう？
これはかつて生きることを諦めようとした
悲しい僕の、悲しい話だ
僕の青春時代の話をしよう
休み時間はトイレに篭った
笑い方を忘れるって 本当にあるんだなって
ぼんやり思ったよ"
という続きがあります。
この歌詞も、「まさに私のことだ！」と思っています。
本当に言いたいことをそのまま歌詞にしてくれるんです。
ちなみに、「アニソン歌詞検索」の曲紹介には
"無理はしなくていい。
でも、終わるのは夏休みだけでいい。"。
とあります。
この曲にぴったりです。
僕の青春時代の話をしよう以外にも、名曲はたくさんあります。
傘村さんの曲は私の宝物です。
傘村さんに出会う前に死んでいなくて本当に良かった。
生きることを諦めなくて良かった。
心からそう思います。
「傘村さんに出会えてよかった。」
この気持ちを胸に今日も無理せずに生きていきたいと思います。
（この記事に50分もかけるくらい傘村さんの愛を語りました笑
いったいどんな長さなんでしょう...笑）