暁に咲く幻の花

花が咲くように生きていきたいな。日々のあれこれ、嬉しいこと楽しいこと好きな人のことを、花や自然にことよせて綴ります。

初夏には、果実酒作りを

2015-06-12 22:54:13 | シンガーソングライター
こんばんは。
初夏は、果実酒の仕込みに相応しい時期と幼い頃から私は、祖母や母が色とりどりの果物で沢山の瓶に果実酒を仕込む作業をワクワクしながら見てきました。
代表的な梅酒は、○年モノと言われるように、寝かせただけ美味しさが出てきます。1年目と2年目の瓶を並べると、同じ琥珀色でも2年モノは深みがありました。
色と香りで飲み頃を見極めますが、長年作り続けた祖母は確かな目と鼻を持っていて、甘さも丁度良く、暑い夏のお風呂上がりに氷を浮かべたグラスに注がれた琥珀色の梅酒の味は、大切な夏の想い出の1つです。
梅酒のオーソドックな作り方は、青梅と氷砂糖、ホワイトリカーを使ったものです。
青梅は和歌山産の大粒を私は選びます。傷のないものがいいですね。
ホワイトリカーは、アルコール35度の物。氷砂糖は、よりコクが出る黒砂糖やハチミツを使っても美味しいです😊 
甘さを控えた方が
いいと思われても、砂糖が少ないと梅の味が落ちるので、しっかりと砂糖を入れることをオススメします。
あと、果実酒を美味しく作る秘密は、生で食べても美味しい状態の果物を使う事です🍒
煮沸消毒した好みの瓶を用意して、丁寧に洗った青梅を水に3時間程おいてアク抜きをし、乾いた布でしっかりと水気を拭き取ります。
竹串でヘタを取り除き、全体に竹串を刺して穴を開けます。
用意していた瓶に青梅と氷砂糖を入れ、ホワイトリカーを注いでしっかり蓋を閉じます。
冷暗所に3ヶ月程置き、氷砂糖が溶けたら完成です。
仕上がりを確かめる為に味をみて、もう少しコクが欲しい場合は、数日おいて再び味を確認してくださいね。
ホワイトリカーは好みで、ブランデーやウォッカに替えても美味しいですよ。
今年私が仕込んだ果実酒は、梅酒の他にさくらんぼ酒、ブルーベリーとラズベリーのベリー酒、レモン酒です。
3ヶ月後を楽しみに封をしました。
早漬けの果実酒は白桃に白ワインとハチミツを入れて、ひと混ぜして一晩冷蔵庫で寝かします。白桃は苦味が出るので、次の日に飲み切ります。夏のカクテルとして、甘い白桃は白ワインに合います。
リンゴ、オレンジ、レモン、グレープフルーツに赤ワインを注ぎ、冷蔵庫で2時間おいて、サングリアの出来上がり。
夏のホームパーティにピッタリです。
梅雨で外に遊びに行けない時などお嬢さんと一緒に作ったりするのも楽しいですね。もちろん、1人で好きな音楽を聞きながら作るのもステキな時間だと思います。
果実とお酒の魔法を夏に味わってみてください。
きっと楽しい時間を家族や友人とすごせますよ。

読んでくださりありがとうございました。
では、また明日…