こんばんは。
書店に行けばステキな片付け術!や100均で出きるアイデアインテリア、といったタイトルの本が沢山ありますね。
日本人は片付けたい、余計な物を捨てたい願望がとても強くある様な気がします。
またどーしても捨てられないから、何かに使えないかと考えるリサイクル力も非常に高いですよね。
アンティークのバックをセンス良く配置して、リビングの小物入れに使ったり、我が家では祖父も実用していなかった火鉢が白地に蒼で風景を描いたとても素敵な物だったので、中にお客様用のテーブルクロスを丸めて入れて、上から紗の帯をかけて中が見えるようにシースルーにしてリビングのアクセントにしています。
庭もアジアンか洋風か迷えば実はリビングも和洋折衷という、まとまりのなさ。
しいて言えば、洋風にアジアンが少し混じっている状態です。
唯一統一感ある部屋は寝室です。
バリ島に行って、あのゆったりとした時間の流れの中で、作られるバンブーの座り心地良さそうなカウチや、ウブドゥで作られた布地に心奪われ何枚も買い求めました。地元の人は私が服として布で体を巻くと勘違いして、大きな赤い花が描かれた布を薦めてくれましたが、もっとシックなのがいいんですと言ったら若いんだから、華やかにしなきゃ!旦那さんが、他の女のトコにいくよ!とおばさんは夫に「ねぇ!!」と同意を求め、夫はいきなり浮気を決めつけられて、慌てて首を振っていました。
でも、清楚に描かれた蓮の花を薄いピンクで細く描いた布やいかにもアジアな縦縞の織物の方が寝室にはよく似合い、ベッドカバー掛や季節に合わせて壁にタペストリーとして飾ってます。
そして、タイトル通り悩ましいのが絨毯なんです。
また高い物に惚れてしまい、どうせ買うなら好みにも部屋の全てにもピッタリあった大き過ぎず(そもそも手が出ません💦)小さ過ぎない物をと、カーペット展や絨毯展に行って掘り出し物を探してるのです。
あの幾何学模様のペルシャ絨毯の豪華さや素朴な動物と草原の夜や昼をモチーフにしたギャッペの手作りの暖かさ。
バスマット位の大きさのギャッペはベッドの横に敷いて、スリッパを置くはずが、毛糸を惜しんでスリッパはその横に脱いで裸足で楽しんでます。夜の草原に一頭だけ深い青色に浮かぶ星を眺める鹿。
何を思っているんだろうとベッドに横になり、上から眺めるたび考えます。
色んな種類のギャッペをソファに掛けたり、玄関の壁のタペストリーにしたいなぁと、指の細い乙女が時間をかけて作った数多くの絨毯を手に取り、だからこその高値を見てそっと溜息。
欲しい物がない人生なんてつまらない。目標があるから頑張れるし、頑張ったご褒美は価値があるのでしょう。
お金は、稼ぐ、貰う、奪うの3つからしか手に入りません。
子供じゃないからお小遣いもお年玉も貰えません、あげる立場です。
奪うは、犯罪だから人として出来ないし、したくもないので、地道に稼ぐ(働く)わけです。
この夜空を見上げる鹿は、少し私に似ているのかなと思うと、草原にたとえ自分だけでも、目指す何かを見つめる鹿がまた好きになるのです。
読んでいただき、ありがとうございました。
では、また明日…
星に願いを…