暁に咲く幻の花

花が咲くように生きていきたいな。日々のあれこれ、嬉しいこと楽しいこと好きな人のことを、花や自然にことよせて綴ります。

栞の数だけある宝物

2015-06-22 23:13:05 | シンガーソングライター

こんばんは。
皆さんは急ぎの用事もない夜に何をなさってますか?
私は、趣味の刺繍をしたり、下手な絵を描いたり、たまったDVDを観たりしますが、一番したいことは 読書です。
ハッキリ言って我が家の整理に一番頭を悩ますのが本の数です。
小説から専門書等は私と夫の分だけでも天井までの本棚が一個埋まります。
またお恥ずかしいですが、コミックマンガは少女時代より集めてる大河的長編が多く、例えば『王家の紋章』『ガラスの仮面』は完結するのかしないのか、全くなおし場所に困るのです。
少女マンガ以外でも、『医龍』や『ワンピース』『スラムダンク』『デスノート』『メジャー』は夫も子どもたちも読むので、見える本棚行きです。(書いてないけど、ジャンプ系はほとんど)

少女マンガは本当に短編も長編も書ききれないので割愛します。
小説、これもジャンルを問わずかなりの場所を取ります。
歴史小説、ミステリー、恋愛小説、古典文学は日本モノでは、源氏物語の訳本から明治の文豪、夏目漱石や森鴎外、芥川に太宰、幸田露伴、洋書ならシェークスピアにアガサクリスティー、エドガーアランポー、ギリシャ神話や北欧神話、中世騎士物語、チェーホフに
トルストイ、等等やはり書ききれません。
東野圭吾のガリレオシリーズは(福山雅治😍で)やはりしまい込められません。
『天空の蜂』は映画化しますね。原発を扱ったこの作品をどう描くか楽しみです。ちなみに俳優は江口洋介さんと本木雅弘さんが主演格です。興味のある方は映画を観る前に一読をオススメします。

私は本にカバーをつけないタイプです。
こんなにあって読みたい本を探すのにカバーなんてあったら見つかりません。
カバーをつけるなら、透明なビニールカバーです。
そして、栞は私が手作りした押し花をあしらった栞です。
栞ひとつひとつに本のタイトルを書きます。落ちてもどの本の栞かわかります。そして、本を買った季節も栞を見ればわかります。
季節の花を押し花にしてますから🌸

幾つ栞を作ったでしょうか?
軽く500は超えてます。栞は昔『枝折り』と書きました。山道で枝を折って、道標を作ったのです。
本にはさむ枝折りは、本の世界の道標ですね。
私は、いつか書斎というより『図書室』を作りたいのです。
部屋を学校の図書室のようにしたいのです。
庭造りよりも遥かに夢と言えます。夢なら叶わない時もあるので、野望、いえ目標と言いましょう。
親がこんなに本好きなのに子どもたちは、まだ覚醒めてくれません。読んで欲しい本は沢山あるのに…😓
読書は仮令マンガでも、何か得るものがあります。心に響くセリフや主人公の生き方など。そうして得た知識は【頭の貯金】になります。
お金はいつか使って消えても、知識で得た【頭の貯金】はなくなりません。忘れたらまた、読めばいいだけです。

雨の夜や何もしなくていい時間に、これからも本を読み、その本のために私は押花の栞を作ります。
押花の栞の数は本の数。それは私の宝物です。
私がこの世を去る時に数えきれない栞と本を、出来たら未来の孫に託したいと願います。
無事に私の宝物が伝わりますように。

読んでいただきありがとうございました。
では、また明日…







離れてるから育つ愛、もしくは…

2015-06-22 08:27:17 | 恋愛 彩とりどりの愛の軌跡

おはようございます。

今朝は、番外編といった内容です。連載形式になります。
長いけど、雪のように儚い愛の話。実話です。

【遠距離恋愛】
私は、経験ありませんが、先日手紙をくれた親友が東京と近畿地方という500キロ離れた距離で東京に住む彼とつきあっていました。
出会いは海外旅行中。場所はパリ。
ドラマか!と私はついツッコミたくなります。だって、私と海外旅行中に出会い、二人は恋に落ちたんですよ?
お互いにツアーなどの団体行動を嫌い、自分たちで行きたい所に行けるけど、ホテルだけはきっちりと豪華なホテルを予約して、何かあれば現地の支店がフォローしてくれるという気ままな旅でした。
偶然、パリのオペラ座で出会った彼も親友との旅の途中。
コースはフランスからスイスを通って、ドイツに行く王道プランで、私達も同じコース。ホテルは流石に違いましたが、恋する彼女は、こんなプランは日本人ならいっぱい組むから単なる偶然としか考えない私とは違い、運命だと信じています。
残されたお互いの親友の片割れ同士である私と彼の親友Sくんは、苦笑しつつも仕方ないので、二人で行動するしかありません。
気を利かして、時々二人きりにしてあげたりもしました。
Sくんは広島出身で東京の大学に通う3年生でした。
私がSくんに恋しなかったのは、タイプでないのも理由ですが、私は、既に3年後夫になる人と出会ってつきあっていたからです。
 彼女は、キラキラした笑顔で本当にに幸せいっぱいといった感じ。
親友が恋に夢中で楽しそうなのは、私も見ていて幸せです。
恋する女性は美しいって本当ですね。
慣れない土地でニキビをつくっている私と違い、きっと何を食べても飲んでも美味しく、甘すぎるチョコレートケーキを食べてもニキビ1つ作らない艶々お肌の彼女は可愛いく見えました。
国際電話の高額さは知っていましたが、彼女がシャワー中に私は寂しくなり、日本に電話をかけました。
彼女に好きな人が出来たと私の彼に話したら、電話の向こうで少しの怒りと心配の混じった声が帰ってきます。
「○○は変わったことないんだろ?」
平静を装っても動揺しているのはわかります。私は笑いながら、
「変わらないよ~。早く帰って逢いたい。あなたとヨーロッパ来たかったよ」
「次は一緒に行こう」「うん。約束」
書いてて顔が赤くなりますね。結婚して幾年月、こんな会話はもうありませんから…💦
 パリの街並みは恋人同士が似合います。
色付き始めたマロニエの葉、石畳の街並を眺めながら、落ち着いたムードのお店で飲むカフェ、秋の初めの澄んだ空、夜のエッフェル塔から眺めると、宝石のように輝く夜景が胸をときめかします。
パリでの最後の夜、二人は、寄り添いながら街を歩いていました。
彼女のカツンと響くヒールの音に、旅の終わりを恐れるかのような
響きを感じました。
次の日はスイスに向かいました。
アルプスの少女ハイジの世界、山に囲まれたホテルはロッジ風でパリとは全く違う魅力あふれる国でした。
チーズフォンデュをお腹いっぱい食べて、私は部屋の丸い窓から外を見ました。彼と彼女は柔らかい草に寝そべって、満点の星空の下何かを静かに話していました。
声は聞こえないけど、輝く星に照らされてる二人は数日前に出会ったとは信じられない程、お互いに強く惹かれ合い、今心からの会話を静かに、でも情熱的に交わしているのでしょう。
2日過ごしたスイスを明日発ち、私達はドイツに向かいます。
ドイツに3日滞在したら、帰国です。
二人は、そのまま付き合うのでしょうか?
私はサイドテーブルのライトを少し暗くして、ベッドに入り、
二人のことを考えながら眠りに落ちました。
何時に彼女が部屋に戻ったのかは知りません…
  ②に続きます。
     (夜は、またいつもの様な私のつれづれ日記になり
       ます。)



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