暁に咲く幻の花

花が咲くように生きていきたいな。日々のあれこれ、嬉しいこと楽しいこと好きな人のことを、花や自然にことよせて綴ります。

言の葉 言霊って不思議

2015-06-17 20:39:12 | シンガーソングライター

こんばんは。
不安定な空模様で傘が手放せない日々ですね。
連休のない6月は学校も行事を組みやすいのか、毎日のように小学校か中学校に行ってます。
雨の中、目を楽しめてくれるのは良く手入れされた庭に咲く花々です。ラベンダーの香りも気分が良くなりますね。

私はわりと縁起や風水など信じて実行してしまうタイプですが、
夫は理系なので半信半疑。また無駄なことしてるんじゃないかと
時折呆れて見ている気がします。
そんな夫ですが、何故か言葉には力があるということだけは信じていて、弱気な発言や余計な心配を口にすることを家族に禁じてます。
確かに挑戦もしないのに自分は出来ないと言うのは良くないし、
心配と用心は違い、心配ばかりしていては信用していないみたいでもあり、いくら心配してもケガしたり病気になります。
また夫は、鬼門や裏鬼門、棟上げ式なども大切だと家を建てる友人たちから聞いて、「家相とかもあるのかもな」と信じるようになりました。

日本人は古来から言霊を大切にしてきました。
 神ながら言上げせぬ国
と柿本人麿呂も和歌によんでます。
口にしなくても通じる心があると、良くも悪くも日本人は思っています。
故に【口にする言葉は余程の心がこもっている】と感じるのです。

「言」と「事」は道源です。
だから、言葉を発することで事が動くのです。
思っているだけでは、物事は動かないし、弱気な言葉では実現できないので、「自分は」「あなたは」必ず成功すると口にすることが、大事なのだと思います。
誰かを好きだという想い、何かになりたいと願う想い、大切な人が病やケガをして治って健康になって欲しい想いは、言葉にして伝えたり、毎晩眠る前に自分に言い聞かせるように呟くと願いは叶うように感じます。
雨の中、凛と咲く百合の花は美しいですね。
花言葉は種類によってありますが、私が好きなのは
「強いからこそ美しい」です。
何かに負けず、夢を叶える力を百合の花の強さのように持てますように…

読んでいただきありがとうございます。
では、また明日…






風雅に憧れて

2015-06-15 21:17:37 | シンガーソングライター
こんばんは。
沢山のブログに犬や猫の可愛い写真が載っていて心が和みますね。

私は、17年一緒にいた猫が二年前に亡くなり、しばらくペットロス状態になりました。
夫が仕事に、子供達が学校に行った後に1人家に残って家事をしている時が一番寂しく「掃除の邪魔だよ~」といろんな場所で寝ているのを起こしたり、「ソファ掛けに抜け毛が沢山」と文句を言うのもお互い慣れっこで相手もあくびで答えるだけ。
悲しい時は何故かすぐにそばに来てくれて、やわらかい肉球で膝をもみもみしてくれたり、にゃぁあと言って慰めてくれました。
子供達には一切かんだり、爪をだすことはなかったけど、私には遠慮なく噛み付き、引っ掻いて姉妹のようにすごしました。
不思議な縁で家族になった仔猫だったので、またそんな出会いで会いたいからと新しい猫はうちにはいません。
早く来ないかなぁと待ってます。

先日【水琴窟】の話を書きましたが、もう一人水琴窟をお持ちのお宅にうかがいました。
門の代わりに、お客様を出迎えるのが水琴窟でした。
リーンポロンと澄んだ高い音色は、鳥も癒やされるのかよくそばの石にとまって聞いているそうです。
高台にある邸宅は閑静で、住民方の努力で緑も沢山残されて、竹林を庭に少し残してある家もありました。
お祖父様がお孫さんと山に行って拾って来た木が、センス良く玄関までの階段のオブジェとして飾られていて、何故山の中にあった木をこんなに上手く利用出来るのかと、風流な人は木や石にも侘び寂びを感じるんだなぁと感心します。
この辺りの歴史なども話してくれて、こんな話をしてくれた私の祖父を思い出しました。
子供たちにもぜひ水琴窟や庭のししおどしなど見せたいですと言うと、いつでもいらっしゃいと言って下さいました。
日本らしい庭の造りや、日本人が大切に伝えてきたことを話してくれる方がいるというのは本当に大切ですね。
私達もいつかこんな話ができるようになりたいと思いました。

読んでくださりありがとうございました。
また明日…











文というもの

2015-06-13 22:34:24 | シンガーソングライター

こんばんは。
タイトルが何やら枕冊子めいて面映いのですが、他に思いつかず失礼ながらそのままで…

文、今ならメールもあり、急ぎの用事があれば電話という時代に手紙が届きました。
大学時代は親友として、毎日のように新しいカフェに行ったり、バーゲンに行くのに靴はあの店、バッグはこの店と攻略を考えたり、二度の海外旅行も彼女と行くような深い付き合いだったのに、結婚出産育児と母親の仕事に無我夢中で、子供が幼稚園、小学校、中学校に進むに連れて子供絡みの友人も出来ていつの間にか年賀状やお互いの誕生日にプレゼントにメッセージを添えるぐらいになり、いつか大学の頃のように二人で旅したりしたいね、と言うばかりになった彼女からの手紙でした。
書道の師範の資格もある彼女の達筆を見ると懐かしさで胸がいっぱいになりました。
手紙には、電話にもメールにもない暖かさがありますね。私も返事をゆっくりとしたためようと思います。

ふと、スマホを見て電波の形📶を見て何かに似てるなと思い、ああ大阪市の市章にもなっている澪標に似てるんだと気付きました。
澪標(みおつくし)は難波江の浅瀬に立てた水路の標識です。
江戸が八百八町と言われるなら大阪は八百八橋と言われる水の都でしたから、水路の標識は沢山あったのでしょう。
和歌にも澪標はよく使われる言葉です。

 身をつくし(澪標)恋ふるしるしにここまでも
  めぐりあひける縁は深しな
(身をつくして恋する証として、この澪標のある難波までもやって
来て、めぐり逢ったあなたとの宿縁は本当に深いものです)

主に恋の歌に使われたように思います。身をつくし=澪標ですからね。(上記の和歌の訳は古語辞典も引かず勝手に訳したので、間違ってるかもしれませんがお許しください。)

水路の標識の澪標が、現代でも携帯やスマホの電波を表す形📶として使われているのは不思議にも思い、選んだ人のセンスの良さを感じ、風流な人だなと思います。
メールは簡単に送れますが、夏の夜に大切な友人や家族や恋人に手紙を書くのも良い時間のすごし方と思いませんか?

読んでくださりありがとうございました。
では、また明日…










初夏には、果実酒作りを

2015-06-12 22:54:13 | シンガーソングライター
こんばんは。
初夏は、果実酒の仕込みに相応しい時期と幼い頃から私は、祖母や母が色とりどりの果物で沢山の瓶に果実酒を仕込む作業をワクワクしながら見てきました。
代表的な梅酒は、○年モノと言われるように、寝かせただけ美味しさが出てきます。1年目と2年目の瓶を並べると、同じ琥珀色でも2年モノは深みがありました。
色と香りで飲み頃を見極めますが、長年作り続けた祖母は確かな目と鼻を持っていて、甘さも丁度良く、暑い夏のお風呂上がりに氷を浮かべたグラスに注がれた琥珀色の梅酒の味は、大切な夏の想い出の1つです。
梅酒のオーソドックな作り方は、青梅と氷砂糖、ホワイトリカーを使ったものです。
青梅は和歌山産の大粒を私は選びます。傷のないものがいいですね。
ホワイトリカーは、アルコール35度の物。氷砂糖は、よりコクが出る黒砂糖やハチミツを使っても美味しいです😊 
甘さを控えた方が
いいと思われても、砂糖が少ないと梅の味が落ちるので、しっかりと砂糖を入れることをオススメします。
あと、果実酒を美味しく作る秘密は、生で食べても美味しい状態の果物を使う事です🍒
煮沸消毒した好みの瓶を用意して、丁寧に洗った青梅を水に3時間程おいてアク抜きをし、乾いた布でしっかりと水気を拭き取ります。
竹串でヘタを取り除き、全体に竹串を刺して穴を開けます。
用意していた瓶に青梅と氷砂糖を入れ、ホワイトリカーを注いでしっかり蓋を閉じます。
冷暗所に3ヶ月程置き、氷砂糖が溶けたら完成です。
仕上がりを確かめる為に味をみて、もう少しコクが欲しい場合は、数日おいて再び味を確認してくださいね。
ホワイトリカーは好みで、ブランデーやウォッカに替えても美味しいですよ。
今年私が仕込んだ果実酒は、梅酒の他にさくらんぼ酒、ブルーベリーとラズベリーのベリー酒、レモン酒です。
3ヶ月後を楽しみに封をしました。
早漬けの果実酒は白桃に白ワインとハチミツを入れて、ひと混ぜして一晩冷蔵庫で寝かします。白桃は苦味が出るので、次の日に飲み切ります。夏のカクテルとして、甘い白桃は白ワインに合います。
リンゴ、オレンジ、レモン、グレープフルーツに赤ワインを注ぎ、冷蔵庫で2時間おいて、サングリアの出来上がり。
夏のホームパーティにピッタリです。
梅雨で外に遊びに行けない時などお嬢さんと一緒に作ったりするのも楽しいですね。もちろん、1人で好きな音楽を聞きながら作るのもステキな時間だと思います。
果実とお酒の魔法を夏に味わってみてください。
きっと楽しい時間を家族や友人とすごせますよ。

読んでくださりありがとうございました。
では、また明日…




降り続ける雨に物思うこと

2015-06-11 23:25:31 | シンガーソングライター

こんばんは。
九州地方では避難勧告が出る程の豪雨で心配ですね。
毎年水害が起こるのは、世界の気候に変化があるんでしょうか。
天が動けば地も動くと言われていて、火山の活動も気圧の変化に全く関わりないとは言えない気がします。専門家ではないので断言は出来ませんが、避難用具や必要な物の備蓄は日々心がけねばなりませんね。
阪神大震災を経験したので言えることも幾つかあります。
食べ物、飲物は、割と早く届くのです。生活用水ばかりは復旧作業次第ですが。
必要な物は赤ちゃんがいる家庭では、おむつやおしり拭きやミルクに洗浄綿です。それらはどうしても二の次にされてしまいます。日頃から備蓄して、家の中でも頑丈な場所、倒壊しても取り出せる場所や浸水しても濡れないように工夫して保管してください。
後、下着類です。古着が、全国から送られても下着はありません。
年頃の女の子や男の子が同じ下着を着用していては、衛生上良くないしストレスも倍増します。各自の避難リュックに海外旅行用の紙で出来た下着でも構わないので、最低1週間分は入れて置くと安心です。女性の月経の物も入れ忘れがちです。お金さえあれば買えると思われますが流通がストップされていたら、食料や燃料、暑さ寒さを防ぐ物が優先なので、ドラックストアに有ると安心していたら完売ということがよくあります。
常備薬に、虫除けや虫刺されの薬も必要です。痒くて掻きむしって、そこに黄色ブドウ球菌などが入ったら大変です。
ご家族でよく話し合って、持ち物や集合場所は常に確認してくださいね。地震大国日本、台風の通り道日本。
大切な人を守り、何より貴方の生命を守ってください。
今夜は偉そうな事を書いてしまいましたね…
夜の静かな雨の音は好きですが、雷や豪雨の音は怖いです。
庭の紫陽花たちには静かな雨が似合います。
様々に色を変える紫陽花。鎌倉や奈良や京都のお寺には紫陽花が美しく咲いています。この花も梅雨を彩る花として私のお気に入りです。もう1つ好きな花があるのですが、またお話したいと思います。

読んでくださりありがとうございました。
では、また明日…