上には上がおるんで

　
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誤解されないよう、先に、この文章を書く趣旨を書きますね。

下記に書くエピソードは、その発言をされた方をバカにしているわけではなく

これに近い発言を、パパ達もしているかもね、と云う、自戒の文章です。

「他人の振り見て、我が振り直せ」

そう云う気持ちが大部分です。　（少しだけ、面白がっていますが＞＜；）


まず、入って来られた時から、物言いがぞんざいで、上から喋ってでした。

（注、今初めて知ったのですが、ぞんざいって漢字はないみたいです）

わしの家系は教育者や役人が多うて、みな頭がええんじゃ。

こう云う自慢話は、聞いて差し上げるほど良い方向に行くことを経験則で

知っている私は、自慢話を超感嘆しながら「へ～」って聞くの上手です。

わしの親父は〇〇高等工業、言うても知らんか？

知ってますよ、今の〇大工学部でしょ。

ほ～知っとるんか。で、親父はそこを卒業して、〇の〇〇〇廠で

技術者をしょったんじゃがの。終戦で〇〇〇廠がのうなったじゃろ。ほいで

その後から、遅れて教員になったのに、定年の時にゃ教頭じゃった。

へぇ～、そりゃ～すごいですね。

そうよ、教頭云うたら№２じゃけえの。簡単にゃあなれんで。

ですよね。

での、親父の弟、叔父さんがこれがまた偉うての～、上級職、解るか？

キャリアよ。その、キャリアで国鉄に入ったんよ。わしは、叔父さんの偉さが

判らんけえ、いっぺん訊いてみたことがあるんよ

「叔父さん、叔父さんが広島に来たら、どのくらいのポジションなん？」って

じゃったら、叔父さん、親父の弟の、それが、どう言うた思う？

「広島にゃあポジションは無い」って言うちゃったんじゃないですか？

惜しいけど違うの。あのの、叔父さん、ず～っと腕を組んで考えてから

「そうじゃの～もしわしが大チョンボでもして、降格処分でも喰らやあ

〇島駅の駅長もあるかもしれんが、、いや、まず広島はないよ」じゃと。

やっぱしね！で、叔父さんの役職はなんなんです？

なんちゃらかんちゃら室長とか、なんとか、忘れた。での、その頃よ、の

ある結婚式で、同じテーブルに〇〇駅の助役じゃ云うんがおりゃあがっての

こんなが偉そうにふんぞり返って、偉そうな口を利きゃあがるんじゃ。じゃけ

わしゃ、こんなに「おじさんも国鉄に勤めてるんですよ」って言うたったらの

「どこにおるんや」言うて偉そげに言やあがるんよの、じゃけ「叔父さんは

東京のなんちゃら室長じゃ」て言うたらの、こんな立ち上がって「はは～」

て最敬礼しながら「叔父さんによろしくお伝えください」じゃげな。上には

上がおるんじゃけ偉げにすな、助役云うたらたかが№２じゃろうが。の！

ほんまですよねｗと相槌を打ったのですが・・・・

「№２の評価」が、矛盾してませんか？

それと、大分、盛っとるよねｗ　気をつけようっと。パパも盛り癖があるけえ

最後にこの方に訊きました

「お客さんもやっぱし教員か役人をされていたんですか？」と、すると

「いや、わしは、普通のサラリーマンじゃけどの、わしの歩いたあとは

雑草も生えんいうて、ライバル会社の営業が嫌がっての・・・・」と

この後３０分以上、全国表彰をされたこともある営業マンだった話が続いた。

最後の質問をするんじゃなかった・・・



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