短距離は頭で走る？

チョッと前の話ですが、広島で行われた「織田幹夫記念陸上」で新しい
スターが生まれましたよね。（因みに日本人初の金メダリスト織田幹夫
さんは我が母校広島国泰寺高校＝旧制広島一中出身です）


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京都洛南高校の桐生選手が、広島の星慶応大学の山縣選手を破って
優勝し、日本人初の９秒台が出せるのでは？！と注目されています。

山縣君はロンドンオリンピックにも出た日本の星で、広島修道高校
出身なのですが、この修道高校は広島では最も古い歴史を持つ自由
な校風の進学校なので、親にファンが多い学校です。どのくらい古い
かと云うと、1725年（享保10年）藩主浅野吉長が「講学所」を創始
したという。古すぎてわからんし。なんでも新井白石が死んだ年だ。

５年前の国体で高校1年生の時に少年Bで優勝し彗星のように現れた。
順調に伸びて去年のロンドンオリンピックでは日本人として2人目の
準決勝に進出した。確か1人目は北京の塚原選手です。

その山縣君が地元の織田記念で負けたこと自体が大ニュースなのに
負けた相手が17歳の高校生って聞いて、マスコミも「日本人初の9秒
代も」と、その高校生桐生祥秀君に注目し始めた。まあ、準決勝の
10秒01って、実はジュニアの世界タイ記録で17歳で比べるとボルト
以上って云うからすごい。

で、タイトルの「短距離は頭で走る？」て書いたのは、先の山縣君
も進学校の選手ですが、この桐生君の京都洛南高校ってね、あ～た
偏差値７４、東大合格者数25名で全国18位、京大合格者数は８５名
で堂々の第１位ですからね。参った。おまけにこの桐生君は公立中学
出身ってことは高校受験で京都洛南高校に合格してる。文武両道の
すごい子ですよね。

男はこう云うのが大好きなんですよ。ミュンヘンで7つの金メダルを
獲得したマークスピッツが医学生だとか、カープ初優勝の最強外国人
助っ人ホプキンスは野球を辞めた後整形外科医になったとか。文武
両道の人に嫉妬なんかではなく、畏敬の念を抱くのですよ。

長男が産まれた時に、ママとよく「プロサッカー選手で現役東大生」
とか「東大生でドラフト1位指名」とか「東大生でオリンピック出場」
って夢を語ったもんですｗ　当然かなわなかったけれど、桐生君は
どこに行くんだろうか？東大や京大に行って９秒台を出してくれたら
ええのにね～　いやほんま



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