広島弁講座vol.４４「わ」

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長いことお付き合いいただきまして、ありがとうございます。残すところあと２回

今日は「わ」です。


「わがた（わかた）」…自分の家。「はあわがたにいんだで」「もう自分の家に帰ったよ」


「わきゃあなあ」…「簡単に出来る」「そがあなもん、わきゃあなあで」


「わざに」…「わざわざ」「わざにきてくれたん」「わざわざ来てくれたの」


「わし」…「私」


「わに」…主に県北で云う「サメ」のことじゃけど、鰐鮫からきてるのか、因幡の白兎が
騙した「わに」もこれじゃけいね。ワニは死ぬ時に尿素の分解で生成されるアンモニアが
体に廻って腐敗が抑制されるので、海から遠い県北でも刺身で食べることが出来た。でね
アンモニア臭を「風味」と私は感じられず、１口でギブアップしました。


「われ（わりゃあ）」…「あなた」


「われがた」…「あなたのおうち」


「わや」…「めちゃくちゃ」より強調するときは「わやくそ」または「わやくちゃ」を使う。





子育て写真館

陸上短距離の星、桐生選手

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昨年４月、１００ｍで当時の世界ジュニア記録１０秒０１を出した桐生選手のことは

覚えてますよね。

その後もアジアジュニア記録を３回出しているんですって。それは知らなかった。

しかし、その４回とも国際記録として認められていない。と云う記事を読んで直ぐに

「追風参考記録か」と思った。みなさんもそう思うでしょ。それが違うんですって。

なんと、世界ジュニア記録を出した競技場（なんと織田記念、広島です）の風速計

が、国際陸上競技連盟の競技規則で条件として定める超音波式ではなく、旧式のもの

であったため世界ジュニア記録としては公認されなかったらしい。陸連のミスでしょ。

世界的な記録が出るとは思わなかったんですかね？でもね陸連のミスは、まだ続く。

昨年６月と今年４月にも桐生選手はアジアジュニア記録を出したそうですが、これは

周囲がそのこと（アジアジュニア記録だということに）に気付かず、ドーピング検査

を受けさせなかったそうです。そして、もう１回は今年の５月、関東インカレで１０秒

０５のアジアジュニア記録を出したのですが、会場が国際陸連の資格を取ってなかった

んですって。そんなところでインカレをすんなよ。だから都合４回のアジア、世界記録

すべて、公認されていないんです。「日本人初の９秒台か！」って言いながら、いつ

記録を塗り替えても良いように備えていないんですから、もし、それらの大会で９秒台を

出していたとしても公認されんかったんよね。

それを指摘された日本陸連の事務局長の返事は「記録認定の要件を全ての大会で揃えろ

というのは無茶な話です」だって、おいおい、全ての大会で揃えるべきでしょ！

ましてや、昨年の世界ジュニアの非公認事件で、陸連の評議員会で問題視されてたそう

ですからね。



辛いもん試し隊からの報告。
　　　　


辛さは魂消るほどではないのですが、これ、美味しいんですよ。大満足