俳句ポスト、ボツ（涙）も、角川、初の秀逸！

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昨年１２月に「鰯雲」で天を取って以来、９か月連続で「並選」と低迷してい

ましたが、なんと、１０月は、並にも届かぬ「ボツ」でした。結構自信作だと

思ったのですが、類想？それとも「喃語」が凡人ワードだったのかな？ここで

句は載せません。他に出してみるので。

そのショックでハブテていると、郵便受けに「角川俳句１１月号」が届いてい

ました。

しかし、前半、４月号までで４回佳作を取っていましたが、カープが忙しくて

やっつけ句で推敲もしない投句ばかりで、半年も入選がなかったし、録画のド

ラフト会議を見なければいけないので、開かずにドラフト会議を見ていました。

（昨日は、敢えてネットやＴＶを見ないで、結果を知らない状況で、新鮮なド

キドキでドラフトの録画を観ましたｗ結果を知らずに見ると、面白い！ｗ）

ドラフトを観終わって、期待してなかった角川を開くと、なな、なんと、半年

ぶりの入選。それも佳作ではなく、秀逸！初めての角川での秀逸入選です。

お題は漢字シリーズで「芸」で、選者は夏井いつき先生。

芸備線知らない町は運動会　⑦パパ

げいびせんしらないまちはうんどうかい

７月末締切りなので、作ったのは間違いなく野球シーズンの７月ですが、珍し

く入選、しかも、角川では初めての「秀逸」。

これ、４年くらい前、広テレの俳句道場に出した没句の推敲と云うか、同じ思

いでからの作句です。俳句道場に出した句は

車窓からチラリと見えた運動会

だったのですが、まだ超初心者だったので、「チラリ」をカタカナで書いてま

す。そして「見えた」も車窓からだから要らないワード。ひどい句ですｗ　

あ、この句（車窓）はボツでしたが、この時の俳句道場で一応特選Ｂをいただ

いています。その特選Ｂの句は

人妻を縛り抱きしめ運動会

二人三脚ですｗ

これらの句の思い出とは、サラリーマン時代、日曜に出張する必要があり、そ

の途中に電車から見えた運動会に「なんで日曜まで働いてるのよ」と強く思っ

たのです。

それで、作った「芸備線」です。動詞もなく、意味の重複もなく、淡々と写生

していて、われながら、最近ではまあまあの出来だとは思っていたのですが、

まさかの秀逸。ポストのボツを埋め合わせる以上の喜びでした。

 

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