Youth worker Support【未来を創る若者たちへ】

「はたらいて幸せになろう!」仕事は自分を成長させ、人を幸せにします。そんな仕事を楽しむための情報をお届けします。

就活のゴールは、内定獲得でも、入社日でもない。それは・・・

2016-01-22 | 仕事

就職活動のゴールは何ですか?(ゴール=目的と解釈してもよい)

私はこの質問を、相談窓口でたまに学生に聞いてみる。

なかなか内定が取れないと悩んでいる学生や、早々に内定をもらってもまだ就活をしている学生、それぞれのゴールがある。

中には、ゴールなんて分からいけど、卒業までには就職したいと思います。という回答もある。

私も、就活のゴールを何か一つに決めることはないと思う。

でも、目先のゴールにするか、もっと長い目で見たゴール設定をするかによって、行動が変わってくると思う。

「人生のゴール」と云う観点では、長い時間の先にあるというイメージを持つ人も多いと思うが、就活も少し似ていると思う。

仕事は、人生と密接に関係しているから、目先のゴールだけに囚われると、その先が不安になったりする。

私がこの質問を学生にする時は、方向性が見出せていないと感じた時、この先、どうすればいいのか立ち止まっている時にする。

ゴールを考える時は、自然に意識が未来に向くと思うから。

ゴールを設定することも、ゴールなど考えないのも、自分で選択できる。

でも、私は学生には明確なゴールをイメージして欲しいと思う。

できれば、そのゴールを、内定獲得や、入社式のような出来事にするのではなく、自分の「在り方」というイメージを持って欲しい。

自分の生き方と言っていい。

難しいと思うかもしれないけど、実は心の奥底で「こうありたい」と願う自分がいることに気づいて欲しい。

その自分に気づき、表現することが自己分析・自己理解だと思う。

今回は、欲しい・欲しいの内容でした。

 


私だけの仕事の流儀 vol.1

2016-01-19 | 仕事

● 基礎情報

氏名(ニックネーム)       高野 泰寛 (投稿者です)  福岡市在住    48歳     男性

現在のお仕事       学生・若者の就職支援       6年目    某ハローワーク   

 

● これまで経験したお仕事・またはその一部

畜産農場の作業員・空調機の修理補助・農作業等請負業の経営・養鶏場職員・鶏卵等の営業

鶏卵パック工場責任者・空調機の営業・宅配便倉庫仕分け作業・トラックドライバー・スーパー店員

宅配便配送員・牛丼屋店員・うどん屋店員

 

● もっとも印象深い仕事とその内容(成功例や失敗例など)

トラックドライバー(4tトラックで食材やお菓子などを運んでいた)

前職の営業マン時代に、配送手配もしていたので運送業者との付き合いもあり、自分も大型免許を取得していたので自信があったが、実際にやってみると、時間に追われて迷惑をかけてばかりだった。

約半年後に、社長に「いつまでやるね?」と肩を叩かれ、ほとんどクビの状態で自主退職しました。

 

● その仕事を振り返って、今思うこと

自信があると思い込んでいただけに、さすがに心が折れた。思い込みと自分の実力の差を思い知った。

配送業務は基本一人で行うので、最新の注意と確認作業の連続となるが、自分はそもそも集中力が持続しないという短所があることに気付かないまま、単に出来そうだと思い込んでいた。

人には向き不向きがあると云うが、この時に初めて「思いだけでは通用しない」と痛感した。

 

● 忘れられない仕事での失敗談

失敗など無数にあるが、営業マンとして駆け出しの時、まだ実力がないにも関わらず、大事な得意先の担当になりたいあまり、自分の思いや考え方を手紙に書いて直接先方のトップに送ったこと。

案の定、取引が危うくなるほどの大騒ぎになり、始末書はもちろん書いたが、上司が先方まで謝罪に行き、結局当分出入り禁止処分となった。

 

● 仕事で影響を受けた人(どんな人と出会ってきたのか)

最初の上司となった N場長から、仕事に対する厳しさと楽しさを学んだ。 

養鶏場職員時代の上司 N部長には、論理的に考える術を教えてもらった。 

営業マン時代の上司 K社長とM部長には、原理原則論を叩きこまれた。 

得意先の N社長には、大人の遊び方を教わった。

霊能者の T先生には、生命・魂の在り方、宗教の成り立ちと意味を学んだ。

そして、観術の創始者に出会い、全ての問題の根本原因と、人間の無限の可能性を知った。

 

● 仕事で楽しいと思う瞬間

仕事を終わらせる時間が、自分の読み通りになった時。

片づけや、整理整頓が、自分の思うように出来る時。

人から頼み事を引き受ける時。(誰かに必要とされていると実感できる時)

 

● 今になって思う。仕事のために、やっておけば良かったこと

英会話の練習・読書(特に小説)・海外への一人旅・多くのアルバイトやボランティア活動

 

● ズバリ、仕事とは何か

仕事は本来、楽しいも苦しいもない。仕事は成果を求めているだけである。

世間に仕え、役立つ事こそが、仕事である。

 

● 自分にとっての仕事の意味・価値とは・・・

生活の糧を得る手段 ・ 社会の一員であるという実感を得るためのツール

自分の心、技、体を発揮し、鍛え、成長させる場 ・ 人間としての基本的な活動

 

● 未だ社会に出ていない若者へ、贈る言葉

自分の素晴らしさに気付いて、自信をもって社会に出て来て欲しい。

貴方たちは、何にでもなれるし、何でも出来る。それを信じて欲しい。

 

 私だけの仕事の流儀とは

私は、事務仕事が苦手、というか嫌い。だから、出来るだけ手際よく、短時間で終わらせる手法を編み出そうと懸命になる。嫌な仕事ほど極めたいと思う。なぜなら、嫌な仕事は1秒でも早く終わらせて、好きな仕事はダラダラと時間をかけて何度でも楽しみながらしたいからだ。

これが私だけの仕事の流儀。 しかし、楽しい仕事の時間はいつも短い。

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こんな感じで紹介して行きます。紹介する人物によって、質問項目は変わります。

参加者募集中です。

yws_k@yahoo.co.jp   

yws.net.2015@gmail.com

のいずれかにご連絡下さい。

 

 


私だけの仕事の流儀

2016-01-17 | 仕事

Youth workerSupport 社会人共成学習プロジェクト

【私だけの仕事の流儀】のお知らせ

 「貴方にとっての仕事には、どんな意味や価値がありますか?」

一人ひとり個性があるように、仕事に対する意味・価値(仕事観)も人それぞれです。

「私だけの仕事の流儀」は、そんな多様な仕事観を互いに認識するための情報ツールであり、そこから得た情報を自分に置き換えることで、共感・気づき・閃き・癒し・励ましなどの学びを得るという、これまでにない、全く新しい共成学習スタイルの提案と構築を目指すプロジェクトです。

誰かが一方的に何かを教え伝えるというスタイルではなく、個々の観点を送受信して、自分の観点と他者の観点の融合から成長を導くという学習スタイルです。言い換えると、受信力・解析力・想像力を鍛えるスタイルです。

聖職者の有り難い言葉・成功者の哲学・著名人の苦労話から学ぶことも極めて大切です。

しかし、人は誰からも学ぶことができ、誰にでも教え伝えることができます。

「私だけの仕事の流儀」は、名もなき一般社会人の仕事観にスポットを当て、そこから大いなる学びを共有する場創りを目指して行きます。

 

● 発信者を募集します ●

「自分の経験が、誰かの役に立つかもしれない。」と思ったことはありませんか?

 本当に役に立ちます!! 貴方の貴重な経験のほんの一部でも、誰かの役に立つ情報に変えて発信して頂けませんか?

 ご協力いただける方は連絡して下さい。

PC mail : yws_k@yahoo.co.jp  または  Gmail:yws.net.2015@gmail.com   高野まで 

ご氏名、連絡先、今のお仕事をご記入下さい。

 

【連絡を頂いた後は下記の流れとなります】

①日時を決め、天神か博多駅周辺のカフェなどで打ち合わせをします。(場所は相談します)

②事前にメールなどでアンケートを送付しますので、打ち合わせ当日にご持参いただきます。

③面談時にプロジェクトの意義や、今後の方向性などを直接説明させて頂き、同意して頂いた上で具体的に打ち合わせして行きます。

 茶話会のような雰囲気で、雑談しながら情報整理を行うイメージです。(飲み物などは用意します)

 その際、情報発信に際しての個人情報に関する約束事も決めます。

④後日、打ち合わせた内容を文書にまとめメールを送り、修正などを加えて完成させます。

⑤その情報を、Youthworker・Supportのブログ(このブログ)と、Facebookに投稿します。

※個人情報には配慮しますが、SNS等に投稿することを前提としますので、予めご了承下さい。

 また、個人的に事業やイベントの宣伝などに利用したいとのお考えがある場合は、予めその意図をお伝え頂ければ、出来る範囲で出来る限り、ご協力致します。

 今後多くの方にご賛同して頂けるよう、またこのプロジェクトが多くの人の役にたつよう、周知活動にも力をいれて参りますので、ご協力をお願いします。


次世代コミュニティーの創出 その2

2016-01-05 | 仕事

「誰もがアーティスト」

上の図は、私の職業に対する考え方の一部をイメージ化したものです。

今回は、「次世代コミュニティーの創出」というテーマの二回目です。

前回は、仕事は尊厳に直結しており、これから迎えるAIとの共生社会のことを思うと、今の採用方式に限界を感じると書きました。

では、どの様に変化すればいいのか?

それは、人間そのものが商品になるという考え方を持つことだと、私は提案します。

右側の図は、A君とB君が、それぞれA商品とB商品になって、「表現する場」という新たな職場で、自身の能力を発揮するとうイメージで、その新たな職場のことを「次世代コミュニティー」と位置付けている図です。

AIは、人間が発する莫大な情報を”エサ”にして日々成長していると言われています。一説によると、現代の日本人が1日に発する情報量は、江戸時代の人の一生分とも言われています。さらにその情報量は今も加速度的に増え続けているのです。私たちはそれほど膨大な情報の雲(クラウド)の中で生活していますが、実感としてはそこまで感じないという人が多いと思います。それは、日々の情報量が、既に人間の処理能力を超えているからです。

しかし、AIは違います。 情報が多ければ多い程、学び、蓄積し、解析し、整理し、新たな情報処理に活かして成長し続けるのです。

AIの進化は、まもなく人間の動作や操作のほとんどを代替できるようになるだけでなく、複雑で難解な状況でも瞬時に選択肢を整理し、その状況に最も適した判断を下すようになると言われています。実際に、アメリカでは国防総省(ペンタゴン)の防衛基本戦略の立案を、AIが担っているほどです。

では、人間は何をして生きて行くのでしょうか?

将来、ほとんどの仕事をロボットやAIに任せることができるなら、人間の尊厳は、人間の役割は一体どうなるのでしょうか?

AIの進化は、「仕事はロボットがしてくれる。じゃあ私は何をしようか?」という時代になることを意味しています。それどころか、「仕事をしたいけど、人間の出来る仕事が見つからない」という事態にもなり兼ねないと、私は危惧しています。

そこで考えたのが、「誰もがアーティスト」という発想で創出する新しい職場、すなわち「次世代コミュニティーの創出」という提案です。

誰かの楽しみや笑顔は、誰かに元気を与えるかもしれない。

誰かの悲しみや苦しみは、誰かの癒しになるかもしれない。

誰かの知識や経験は、誰かのアイデアになるかもしれない。

誰かの一所懸命な姿は、誰かに勇気を与えるかもしれない。

誰もが喜びも痛みも分かち合える世界になるかもしれない。

というコンセプトで、人間が人間のために、自身の経験・能力・技能・魅力を、一つの商品(コンテンツ)として表現し合い、情報共有する場を全国に幾つも創造するというプランです。そこでは、みんながアーティストの様に、言葉や歌、パフォーマンスなどで、個々様々な形で表現し合います。

上の図は、バーチャル とリアルの融合、そしてハードとコンテンツの融合をイメージしたものですが、これは、現在大多数の人が使っているPCやスマートフォンで全世界の人と繋がることが出来るインターネットの機能を、実態社会の中でリアルに創って行くという発想です。

PCやスマートフォンのようなハードが、具体的に人が集まるカフェや学校や商業施設になり、そこに集う人、一人ひとりがアプリというコンテンツとなって、パフォーマンスを繰り広げる。といったイメージです。

そして、PCにも、アプリを起動させるOS機能(AppleOSやWindowsOS)があるように、人というコンテンツを起動させるのが「認識OS」という、全く新しい技術です。

インターネットを利用したSNSやオンラインゲームはヴァーチャルな繋がりですが、その技術を活かして、次は人間がリアルに密接に繋がって行くことができる、新たなコミュニティーの創出が必要不可欠な時代になると、私は確信しています。

「リアル版ヤフー知恵袋」や、「直接教えてウィキペディア」、「超高齢者のユメトーーーク」など、実際に人間同士が交流する方が楽しみになるようなコンテンツを創出することこそが仕事になって行く世界を創りたいと、私は考えています。

それこそが、仕事という概念を大きく変え、「個人主義」から「関係主義」へのシフトを後押しすると思っています。

 

今は単なる夢物語かも知れませんが、私はこのような世界を夢見て、実現に向けて徐々に活動を始めています。

若者に夢が無いなどと揶揄する声も多い現代ですが、いい大人が夢を持てないのに、若者に夢を持てというのもおかしな話です。なので2回に渡り私の夢を、少々くどく、固めに語りました。

 次回から、一挙に現実に戻って、早期離職問題に焦点を当てたいと考えています。

 もしも、早期離職について、ご自身の経験談や、意見、お考えなどあれば、個人的にメールして頂ければ大変幸せです。

 メール:yws_k@yahoo.co.jp (高野まで)


次世代コミュニティーの創出 その1

2016-01-03 | 仕事

「仕事は人の尊厳に直結する」

上の図は、私の職業に対する考え方の一部をイメージ化したものです。

今回は、「次世代コミュニティーの創出」というテーマで、二回に分けて書くことにしました。

一回目は左側の図です。

この図は、今現在の採用の方式を、まず”職場ありき”を大前提に、各企業が設定した仕事(現場)に適合する人間を採用する仕組みを表しており、既に決めれた”形”に一番適合すると思われる人を、選考によって選ぶというシステムをイメージ化したものです。

各企業が設定した、事務なら事務の、営業なら営業の、製造なら製造の、それぞれの職場(現場)に適合して成果を出すであろう人材を採用し、適合しないまたは成果が出せないであろう人材を不採用とする、二元論的な判断基準で選考するシステムです。

私は、このような仕組みの是非を問うつもりは全くありませんが、これからの職場という概念、職場というコミュニティーの在り方という視点から、次世代の労働市場「次世代コミュニティーの創出」を考えてみました。

この方式は、職場というコミュニティーを企業単位、事業所(職場)単位で区別することになり、その”仲間”に入ることで他と区別され、当の本人も〇〇会社の一員という認識を持つようになり、一つのアイデンティティを形成することになります。

つまり、仕事ではどこに所属している人なのか、という”社会的位置付け”を得ることで、一個人を規定する一つの情報を発信できます。

さらに、そこでどの様な仕事を、どのくらいしているのかという”社会的役割”を発信することによって、その人の能力や志向までもが想像しやすくなるのです。

誰しも、初対面の人と「お仕事は何ですか?」などと質問したり、されたりする経験はあると思いますが、それは他者を認識し、自分も認識してもらうために必要な個人を規定する情報の一つだからです。

例えば、「私は高野です、よろしく。」と言うよりも、「私は、ハローワークで学生の就職支援をしている、高野です。」と伝える方が、私という個人をより規定し、認識してもらいやすくなるという訳です。

もちろん、他にも年齢や住所、出身地に母校、または家族構成や交友関係、さらには趣味など、名前以外に個人を認識し規定させる情報はたくさんありますが、職業を得るということは、それらの情報と同じくらい個人の規定と認識に直結しています。

永い歴史から見ても、ほんの100年も遡れば、人々は職業を自分の名に入れて呼び合っていたのです。大工の〇〇、漁師の△△などです。

ちなみに私の曽祖父は「加治屋の太吉」だったそうですが、今でも「氏名・年齢・職業を明記の上」などと、至る所で職業がつきまとう社会です。

だからこそ、仕事は人の尊厳に関わる重大な要素だと私は考えるのです。

今現在、日本は民主主義国家であり、誰もが人権を認められ、自由意志で好きな仕事に就くことが出来ます。しかし、だからと言って、どんな会社でも「入れて下さい。」「はい、どうぞ。」という訳にはいきません。

一個人が、社会的位置付けや役割を獲得するには、その仕事に適合するような自分になることが要求されます。

つまり、先に形が決まっていて、そこに上手く”はまる”ことの出来る人だけが仕事を獲得するのが今の方式だとも言えるのです。

これから迎えるAIとの共生社会のことを思うと、私は今の採用方式に限界を感じるのです。

人の尊厳に直結するほど大切な仕事を得るために、まず仕事ありきから始まり、誰かが決めた形に適合するよう要求される点、仕事に適合することを良しとし、適合できないことを悪しきとする価値観、その決まった仕事(形式や規定)を打ち壊せない自己抑制、何にも属さないことを不安とし、安定を求める帰属意識などが、今の方式の限界だと、私には思えてくるのです。

勿論、世の中には自分で仕事を創っている人も大勢います。例えば起業して、自分で会社を創ろうとする人は、自身の仕事は自分で組み立てることができまるでしょう。しかし、新たに従業員として誰かを採用する時には、やはり先に仕事を用意して、それに適合できる人を求めるはずです。

私は、この仕組みに変化を加えた新しい労働市場を創りたいと思っています。

それは、一言で表現すると「誰もがアーティスト」です。

その詳細は、次回に・・・