百里シンポⅣ 2003年2月11日開催

2008年06月29日 | 百里シンポジウム



結論

百里飛行場民間共用化の展望については貨物も検討していかないと、旅客だけでは非常に難しい。しかし、他では出来ないレベルで国内外エアーラインの整備を学生のインターンシップなどを利用しながら比較的安価に受け入れられる施設ができれば需要があり、他の飛行場に比べて設備投資額が小さいこの飛行場であれば採算は取れる。
また、騒音などの被害を受ける地元が豊かになる政策や、子供たちに夢を与えるべくエアーショーなどの空に関するイベントも並行して行なう必要がある。

2003年2月11日 小川町文化センター 
・楽市楽座の昔より、商いとは人の集う処に発生した.
・就労し生活する人をまらに増やせれば商いは起きる.
・まちに人を増やすには空港を核にしたまちつくりか必要である.

 小川町商工会青年部は、平成11年頃から百里飛行環民間共用後のまちづくりを近隣青年の仲間と商工業の立湧から勉強して参りました.
 これまでは青年部員等を対豪に「百里シンポジウムⅠ、Ⅱ」を閑碇し、研究結果と過程を報告してきました。
 更に「百里シンポジウムⅡ」から地域住民も対象にし、いよいよ「百里シンポジウムⅣ」において専門家のカをお借りして案件一つ-つを検証し、実現に向けて今後は住民の皆さんと共にこの問題を協議していきます。

 また、熱気球を使ったネイチャースクールを開催し青少年の健全育成を推進すると共に、オリジナルの熱気球を大会・イベント等に参加させることによって百里飛行揚民間共用化の宣伝告知媒体とし、本物の体鼓によって茨城といえば「空」というイメージを地元から全国まで発信します。


目的
・百里飛行場民間共用化の告知活動、並びに「茨城=空」のイメージつくりを行う。
・民間共用に関する調査研究を住民に伝え、共に考えることで意識の高揚を図る。
・住民や関係者そして専門家の意見を聴<ことで今後の方向性を確認し、更に内容を充実させる。
・住民と共に教育・福祉・健簾(環境)に良好な場を作り上ける.
・空港のあるマイナーだけれとも特色あるまらづくりを進める一助とする.

構想
1、「アジアの整備暫百里」構想
2、「アスリートと老人か共有するまち」構想
3、「有機農業と商品開発」構想

効果
・自衛隊員の定住者が増加することによる人口の増加、人口増による購買増
・新規事業者の増加
・工業団地空洞化の保険
・子供達の身近な将来像づくりの提供による町離れ防止と地元就職先の提供
・百里飛行揚民間共用の広告宣伝
・国内外便ならびにチャーター便の確保

講演
「ホンモノ教育」
講師:(学)日本航空学園 理事長 海沢重雄氏

パネルディスカッション
 テーマ:「百里飛行場開港後の展望について」
     「整備街構想について」

パネラー:(学)日本航空学園 理事長 海沢重雄氏
      「千歳校では、JALとANAの整備に当校の生徒がインターンとして活躍しそのまま就職している。」  
      元JALエアロメンテナンス 専務 加藤巌氏
      「現場では、海外ではなく国内での整備を希望しており、重整備(車検のようなもの)では、充分需要があると思う。」
      エアーロック・エアーショー 代表 ロック岩崎氏
      「子供たちを輝かせるような夢のある企画を地元で行なって欲しい。」
      茨城県企画部 空港対策室長 岸谷克己氏
      「防衛庁とも協議しながら民間共用化に向けて進めており、旅客だけではなく、貨物なども視野に入れている。」
      小川町 町長 伊能淑郎氏
      「道路やインフラ整備は勿論、商工農のエリアと位置付けが重要なので、住民の意見を聞きながら方向性を決めて行きたい。」

コーディネ一ター:(社)石岡青年会議所 理事長 山西弘一郎


『KURENAI プロジェクト』の3安

『KURENAIプロジェクト』ブログは、「百里シンポジウム」での過程、「整備街・牧場・公園」の構想、有志の動きを随時掲載し、『IBARAKI』といえば「安全な空・安心な食・安らかな体」という3つの安を日本全国、アジア、世界に発信します。  この動きがまちを考える人達に勇気を与え、それぞれが動く事で発展していくことを希望します。