最高級おみたまプリンが10/31日テレ特番に登場!

2018年10月29日 | 「安心な食」牧場構想
放送日時10月31日(水)23:59~24:54
日テレ特番 なんでそんなに高いのか!?
【ISSA&直美&ひとりが小泉孝太郎を唸らせる!】

http://www.ntv.co.jp/program/detail/21873198.html

今回の制作会社の方々は、日数をかけて茨城に何度もお越しいただき、ものすごく良く取材をしてもらいました。
本当にありがとうございました。

番組でも出演者の皆様に食していただいたそうですが、出演者全員が最後までおみたまプリンを食されたと伺いました。
「通常、試食は完食せずに残される方が多いんですが、皆さん完食されていたんで本当に美味しいんですね。」と制作会社の方からもお褒めのお言葉を頂きました。
感謝です。

おみたまプリンfacebook
https://www.facebook.com/omitamapurin/

桐箱に2個入り1万円で再販売した最高級おみたまプリン贈答用

2005年の11月某日、早朝のテレビで紹介された「最高級おみたまプリン」は、放送後数分後に完売。

平飼い鶏の初生卵を使い、プリン専用のオーブンでとろとろに焼き上げられる最高級プリンの価格は2個入り10,000円。

市を挙げて取り組んだおみたまブランドが日本中に名をはせた。


誕生秘話を紹介


小美玉市の百里飛行場(茨城空港)が民間共用になる計画が持ち上がった2000年(平成12)、小川町商工会青年部は「人が集うところに商いは起きる」をコンセプトに始動。起爆剤として考えたのが百里を整備基地にして飛行場を潤す構想と、体のリハビリを兼ねたアスリートと老人が共存する町の構想。さらに有機食材や茨城の素材にこだわった商品開発だった。

まず青年部、農業を志す若者の会「農志会」がチームを組み商品開発に着手。しかし、夢が大きいほど壁は厚く試作品はことごとく失敗に終わった。そのころ知人を介して東京・麻布十番のフランス料理店が有機食材を探していると耳にした山西さんは、自営の肥料屋を通してかかわりがあった農家を紹介。これがその後の商品開発に向けて大きな一歩となった。

商工会事務局女性部メンバーが協力し、スイーツブームの追い風に乗ろうと食材を特産品の養鶏とニラに絞り商品化を試みたが、どう考えてもニラからスイーツは無理と判断。幸い茨城県は卵産出量が日本一で品質優先の生産者も多い。知り合ったフランス料理店オーナーで日本食農教育協会代表を務める多田鐸介シェフが「2極化時代の今、品質を取るか生産量を取るかしかない。だったら日本一高級なプリンを作ろう!」と提案。この一言でメンバーの気持ちが固まった。

食材にこだわった商品化に向け平飼いの鶏を探した山西さんは、形が小振りな初生卵(鶏が卵を産み始める一カ月以内の卵)があることを知った。茨城全土を走り回り何とかかき集めた。

そして器は北茨城市の陶芸家・會田恵美さんが手掛けた特注の天心焼。器のデザインは世界の恒久平和を願うポスター「テロと報復」がフランスルーブル広告美術館に永久収蔵されている小美玉市在住の藤代範雄さんが考案した。

さらに多田さんの店のパティシエ星野秀介さんが加わり、日本一高級なプリン開発が本格的にスタート。

当初は、とろとろプリンのサンプルを持って首都圏の生協イベントを回り、毎回100~200件のアンケートを取って味と滑らかさの調整を3年間繰り返した。時には輸送時の揺れで液状化して中身が崩れ、半分は作り直すことも。改良に時間を要した。

2005年始めには販売の準備が整ったが、鳥インフルエンザの問題で安全が確認できた11月まで販売を延期、製造はプロに任せれば手際も良く、出来上がりもきれいなため東京の多田さんの店でプリンを作り販売。でも山西さんには「いつかは地元に戻したい」との思いもあった―。

プリンは順調に売れ行きを伸ばしたが、2007年始めにおみたまプリンは諸般の事情で市場から消えた。

しかし、復活を願う声は多く再出発を模索。一般の人には手に入り辛いノンホモの牛乳が手に入る小美玉市の小美玉ふるさと食品公社に東京のお店で使用していた機材を導入して製造を移し2007年から委託。

たまたま、東京のレストランから野菜を追求するべく茨城で農業を勉強しに来ていた多田さんの知人パティシエ水野剛宏さんにすべてが託された。

プリンは低温でゆっくり焼けば焼くほど濃厚になるが、それを超えるとチーズになってしまうため温度管理が最重要。「ぎりぎり固まるかどうかのころ合いを見極めるのが難しく、最初はどうしてもおみたまプリンの濃厚さが出せなかった」と水野さん。

材料も市販の牛乳から生乳に変え、まず瓶に入れて焼いてみたが火が入り過ぎて失敗。次にアイスクリームの紙カップからヒントを得て再挑戦。紙の性質が功を奏し、プリン専用のオーブンを使うことで偶然にも上は濃厚で下は滑らかな2層の味わいが生まれ、2007年11月カップタイプの「高級おみたまプリン」が完成した。

それから10年、震災の風評被害などもあったが、おみたまプリンは2010年に開港した茨城空港の旗振り役として40以上のテレビ番組で芸能人に紹介され、全国の百貨店催事や県内の委託店舗などでも販売をつづけ、現在は茨城空港「スカイアリーナ」や空の駅「そ・ら・ら」、水戸駅エクセル南「茨城味撰倶楽部」等で贈答用として販売数を年間5万個に伸ばしている。

 

2017年11月でカップタイプのおみたまプリン販売から10年を迎えるにあたり、昨年末に新たな試みとして国道355号線沿いに自社加工場(小美玉市田木谷)を整備。多田シェフからの「真空低温調理法」の技術指導を仰ぎ、新機材を導入して、保存料などを使用せずに賞味期限を5日から15日と飛躍的に伸ばすことに成功し、カラメルをプリンの上に乗せた「新・おみたまプリン」を販売する準備が整った。


「新・おみたまプリン」は、2017年7月から始まる水戸京成百貨店扱いの「めぶきFG(常陽銀行)株主優待」で先行販売される。

 

本格販売は201710月以降となり、各ショップでも購入が可能となる他、現在試作中のミルクプリンも登場する。

 

2017年度 茨城おみやげ大賞 金賞

2017年度 発掘!いばらき県央手土産 品評会 ベスト賞(総合一位)

 

おみたまプリン【公式サイト】
https://www.yama24.co.jp/
 
楽天おみたまプリン通販サイト
 
<WE LOVE 茨城空港>
フライト情報→ http://www.ibaraki-airport.net/flight.html
 

『KURENAI プロジェクト』の3安

『KURENAIプロジェクト』ブログは、「百里シンポジウム」での過程、「整備街・牧場・公園」の構想、有志の動きを随時掲載し、『IBARAKI』といえば「安全な空・安心な食・安らかな体」という3つの安を日本全国、アジア、世界に発信します。  この動きがまちを考える人達に勇気を与え、それぞれが動く事で発展していくことを希望します。