



第二次世界大戦が終わった65年前、世界の国々がもう喧嘩をしないで仲良くするために作られたのが国際連合だよ。その中で平和と安全のことだけを決める大事な会議が安全保障理事会で、略して国連安保理と呼ぶんだ。国連に入っている
192か国のうち、15の国がここで話し合うよ。この会議で決められた約束は、国連の全部の国が守らなければいけないんだ。



アメリカとイギリス、フランス、ロシア、中国はいつでもメンバーで居られる常任理事国という特別な国なんだ。みんな第2次世界大戦で勝った国だね。この五カ国のうち一つでも「ダメ」といえば、ほかの全部の国が「いいよ」と言っても何も決められないんだ。残りの10カ国はめんばー選挙で選ばれ2年間だけメンバーにになれる非常任理事国で今は日本も入っているよ。



アメリカは、イランが核爆弾にも使える材料作りをやめないので、罰を与えるように求めているよ。また韓国は最近、北朝鮮の攻撃で船を沈められて46人も死んだので、北朝鮮をこらしめてほしいとお願いすることを考えているんだ。
(常任)理事国

アメリカ・イギリス・フランス・ロシア・中国・





(非常任)理事国

オーストラリア・ボスニア・ヘルツェゴビナ・ブラジル・ガポン・日本

2010・5・28(金)読売新聞15ページ(解説)からです



