講座「食品添加物の基礎」
講師 : 一般社団法人 日本添加物教会
常務理事 金子 隆 氏
(アシスタント) 石川氏
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まとめ
1)100%安全な食べ物はありません。→ 食の安全は
リスク分析の考え方により科学的に判断しましょう。
2)食品添加物はリスク評価され、人の健康に影響を
及ぼさないようにリスク管理されています。
3)食品に関係する人達は自己の発言に責任を持ち、
正しい情報を発信に努め、消費者の不安感を利用
するような食品開発は控えましょう。
4)一般消費者は、食に関する知識と理解を深め、いたずらに
不安がらず、楽しくバランスの良い食生活を心がけましょう。
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日本における発達
縄文時代 火を使う
わさび、さんしょう
奈良・平安時代 クチナシ・ベニバナ
凝固・・・ にがり
消石灰・・・ ワラビのアク取り(ワラを燃して灰を使う)
室町時代 発酵・・・ ひしお
江戸時代 だし・・・ こんぶ・鰹節
明治時代 こんぶの呈味成分・・・ グルタミン酸Na
大正・昭和時代 鰹節の呈味成分・・・ イノシン酸Na
昭和時代 椎茸の呈味成分・・・ グアニル酸Na
(食品添加物は食文化、食品加工技術と共にある)
エルモは学習後添加物あまり怖く無い人になれました。