やすこルーム

想いつくまま綴ります

エルモさん 「車椅子でお散歩嬉しい!」

2017-06-23 23:12:09 | Weblog

今日はの誕生日でした。

約束どおりコンビニでお赤飯のおにぎりを買ってお見舞いに行きました。

 

「お赤飯半分こして食べよう。」

「しょっぱいね!」

「ごはんがかたいね。」

 

いつも母が炊くお赤飯はお米も柔らかめで豆も柔らかめです。

コンビニのお赤飯とは大分違いますが雰囲気だけで十分です。

 

「いつもありがとう、お赤飯炊けなくてゴメンネ、、、」

「ありがとうございます。リハビリ頑張ってくれて回復しているのが一番のプレゼントだよ。」

 

その後、夕飯を食べ終わり歯磨きをしてお薬を飲みお部屋に帰る時間になりました。

看護師さんが「少し待っててくださいね、あ!そうだ!!少し車椅子で息子さんとお散歩してきたらどうですか?」

「えっ?いいの?!?!?!?」

「いいんですか?」

「少しだけなら大丈夫ですよ

「行こう!行こう!そのまま家まで帰っちゃおう!(笑)」

「脱走だ!」

「わっはっは!」

 

何かトラブルがあったら大変なので本当は看護師付き添いで行動しないとダメなんですが

この看護師さんは今日が誕生日な事を知っていたので気を利かせてくれたみたいです。

 

エレベーターで3階から1階に移動してエルモさん久しぶりに病院の外へ出ました!

 

「まだ明るいねぇ~、さわやかな空気だね

 

病院の周りを少し回ってから病院の中にあるコンビニへ行きました。

入院患者用のサンダルの試着をしてサイズを確かめてパジャマを見ました。

エルモさん入院してから10キロぐらい痩せたのでどのくらいのサイズを買っていいか心配だったのです。

丁度良さそうなサイズが分かったので二人で安心しました。

 

でも、お財布持ってくるの忘れたので買うのは明日です(笑) 

 

それからお部屋に戻りました。

18時10分から18時20分ぐらいまで10分ぐらいの短いお散歩でした。

 

母の車椅子を押しながら、、、、入院してからの事、これからの事

子供の頃の思い出、誕生日の思い出、いろいろな事が思い浮かびました。

 

看護師さんの心づかいのおかげで素晴らしい誕生日プレゼントになりました。

 

今日は小林麻央さんの訃報がありいろいろな事を考えさせられました。

病気になる本人とそれを支える家族。

は今まで生きてきて親の看病をするなんて夢にも思いませんでした。

どうすれば良いのか分からない事だらけです。

 

これからどうなるのか?

どんな選択がベストなのか?

誰にも分かりません。

 

当たり前の日常が崩れたら全てが未知の世界になります。

 

変わらぬ明日が来てくれるようにただただ祈る。

 代理投稿@息子