とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

トリスタンとイゾルデ「前奏曲と愛の死」 バーンスタインの答えのない質問より 

2013年09月06日 | 答えのない質問
バーンスタインはトリスタンとイゾルデの前奏曲は、ベルリオーズのロメオとジュリエットの「ロメオひとり」の場面の音楽のパクリだという。確かに彼の弾くピアノからは納得させられた。しかしベルリオーズから20年後のトリスタンはロメオとジュリエットのチェムスキーの言語論で言う隠喩であると結論づけるのだ。ベルリオーズの音楽は表層構造で、ワグナーはその深層構造だと。そして演奏後、自らの演奏を「非常に遅い演奏 . . . 本文を読む