とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

牧神の午後への前奏曲 バースタインの「答えのない質問」より

2013年10月10日 | 答えのない質問
バーンステインはハーバード大学での講義で、音楽をチョムスキーの言語論で解き明かし,音楽=詩 として音韻論展開してきた。しかしベートーベンの田園交響曲において、音韻による構造が音楽=詩が隠喩をもちいることにより、構造が「あいまい」をもたらし、其の曖昧さが音楽の表現力をゆたかにしたことから、いわゆる「ロマン」派の作曲家、とりわけベルリオーズに始まりワグナーにより極限まで「曖昧さ」=音楽における調 . . . 本文を読む