とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

今年の日本民族大移動の季節は終わった。

2019年08月21日 | Weblog

 夏が嫌いになったのはいつの頃からからだろうと?左腎臓の全摘手術、前立腺の全摘手術を受けたのは夏だった、サラリーマン時代は、長期休暇は夏休みしかなく、手術入院の期間を夏休みで充てるため、必然的に夏の入院になった。それからどうしても、夏は私にとってはあまりよい季節でなくななった。

 それ以後も、ボランティア活動で、夏に熱中症で救急車で病院搬送も経験し、ますます夏は私にとっては避けるべき季節になった。ましてやお盆の時期は、我が現住所の団地は、帰省で戻る人よりも、帰省で出ていく人の方が多く、加えて、我が団地上空を飛び交う自衛隊の航空機の騒音もなくなり、それこそ静かな日々を迎える。

 それでも、都内にいる娘と横浜にいる息子は、我ら夫婦の健康を心配してか戻ってきたものの、「生きている」ことを確認するや、暑い、暑いと叫んで早々に帰宅し、我が家はすぐに静かになった。またお盆の墓参りも、正直今年は両親には申し訳ないが、子供たちの帰省と重なり中止した。

 この暑さに冷房の利いた我が家で一番涼しい環境にいるさくらもやや夏バテ気味になっている。

 そんなことで家にいるとTVのスイッチを入れてしまうが、出てくる画面は、夏の甲子園、日韓問題、そして思わぬ「煽り運転の画像」。しかしいずれも「アッシには関わりのないないことでござんす、失礼します。」と切り捨ててしまうには引っかかる。

 いつまで高校野球が「スポコン」時代にしがみつくのか。しかもサンデーモーニングのHのように、自分のいい加減な選手生活を横に置きいまだ根性論を強弁する輩がTV画面に出てくることこそが害毒の何物でもない。

 有望な先のある人生を「スポコン」で奪うのは人権侵害だろう。「夏休み期間」の制約があるのでは、甲子園をやめて「大阪ドーム」に開場を移すことが最良と思うのだが。大人の利権で若人の将来を奪うのは一番してはならないスポーツ精神だと思うのだが。

 日韓問題については、中華民国(台湾)の歴史問題と合わせ列強諸国の植民地政策と比較し淡々とした歴史事実を朝鮮半島とそれ以外の国々に事実関係を周知徹底する地道な作業をそれこそ国民レベル(学校教育の中でも)で朝鮮半島以外に国々に知らせる努力をすべきであろうと思う。絶対これまでのように「金で解決」するような「暴力団対策」をするべきではないしましてやUSAに助けを求めるようなことはすべきではないと思う。正直私は義務教育期間に正しい日本の植民地政策・植民地(満州を含む)歴史を学んだ記憶がない。国の近・現代史を義務教育で学んだ記憶が薄いのは私だけだろうか。1945年は我が国の歴史においては「敗北」という一番重い歴史でありながらこの時点の歴史が、当時の我が時代の大学受験では無視された時代で、高校の歴史でもスルーされた思いがあった。当時は歴史の評価が定まっていないと「教科書」でもスルーされた時代だが、子供たちに「議論」させる時代だと思う。

 お昼のTV番組に突然飛び出した「煽り運転」映像は正直驚いた。そして犯人が「関西学院大学卒」「キーエンス元社員」「現 不動産オーナー」「同乗者が50歳超えのオバン」といずれもがTV画像で私が想像した犯人の「チンピラやくざとヤンキーネーチャン」を見事に裏切る事態に正直唖然とした。よく言われる車の「密室空間が人を変える」そのものだった。

 ドラレコを早々に取り付けた私の判断は正解だった。


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