とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

ショスタコーヴィッチの室内楽を聴きながら

2008年03月31日 | クラシックCD
今日は先週の検査結果を聞きに癌研有明病院に行った。
待たされるのを覚悟で、ショスタコーヴィッチの24の前奏曲とフーガをザウルスにダビングしていった。この曲はどこから聞いても、途中で中断されても、良いのでバックミュージック的に結構良くきいている。
バッハを模しただけに、曲の作りはシンプルだが、躍動感、ロシアの哀愁も聞かれ
もっとコンサートでも取り上げてよいのにと思うのだが、演奏は初演者のタチアーナ・ニコラーエワで、このCDだけしか知らないが、素晴らしい演奏だ。
検査の結果は手術の成功で癌の転移は認められないとのことでホットした。



今日の病院は予定どおりに呼ばれ、街時間がなく病院ではさほど聞くことはできなかった。

私はショスタコーヴィッチの室内楽が好きだ。弦楽四重奏曲はもちろんのこと、彼の真髄は室内楽にあると思う。
その中で、最近入手したヴェネチア盤の廉価盤の2枚組のCDはそのエッセンスが収められている。どれもがこの曲のベストと思う。

ヴァイオリンソナタ Op134 D.オイストラッフ S.リヒテル
ビオラソナタ Op147 Y.バシュメット S.リヒテル
チェロソナタ Op.40 M.ロストロポーヴィッチ 作曲者自身
ピアノトリオ Op.67 L.オボーリン S.クニュシェヴィキー D.オイストラッフ









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