とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

未利用口座の解約に、銀行に。

2020年11月24日 | 年金者の孤独なグルメ

 先日S銀行から、「未利用口座管手数料の引き落としのお知らせ」なるはがきが来た。もともとは母親の遺産として引き継いもので、現役時代は勤務先近くに支店があり、結構何かと利用していたのだが、退職後は支店もCDも我が家の近くになく、地元地銀が近くにあることから、県、市の関係するものは地元地銀の支店にうつした。残高は正に1円だけがなぜか残っていた。そのためS銀行から令和3年2月28日に未利用期間が2年経過するため、口座管理手数料1320円が発生する旨の通知が来た。そんなことで、散髪に小手指駅に行くついでに銀行により、口座解約の手続きを行った。

 時代の変化と言ってしまえばそれまでだが、私が就職した昭和の時代は、まさに銀行は残高、口座数を競い、職場にも、銀行員が「口座を開いて」と手土産持参で訪れたものだが、今や銀行冬の時代を通り越し氷河期も長期間続き、南極の氷山融解とは真逆の超厳寒期となり、利ザヤでは食べて行けない時代は遠い昔話で、もはや「銀行不要」の時代を迎え、経済誌の目玉は一段と声高に「消える銀行」が取り出される時代を迎えている。しかし、人類が経済的動物である以上、銀行の形態変われど、「金融」そのものは資本主義であろうが共産主義?であろうが人間にとって経済活動が存続する間はなくならない。すべてのトイレが黄金には決してならないだろう、その点ではマルクスは「空想社会」を夢見ていたのだろうか。 

 今日は久しぶりに中華製激安電動自転車で小手指駅に出た。退職後はもっぱら車生活になり、地元の路地を通ることがなくなった。我が家から、小手指駅までの間に、空き地がなくなり家が密集してきた。それこそ、越してきた当時の商店が軒並み消え去り、畑が、あそこも、ここもミニ開発の分譲地になり、こぎれいな住宅が立ち並び、その風景が30年間を埋めるものだった。 


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