2月18日に道東鳥撮り旅行から帰った。自分の主義からか旅行中は極力、新聞・TVは天気予報以外は無視して、日常生活を遮断してきた。したがって旅行前の「豪華クルーズ船」でのコロナウイルス問題は承知していたものの、「アッシにはかかわりはござんせん」と思い旅行にでた
。帰宅してTVニュースを見ると、北海道がえらいことになっていた。正直不安になった。我が宿泊したホテルはどこも客のメインは中国人だった。しかも朝の食事も、夜の食事もバイキング形式だった。できるだけ一人旅ゆえに中国からの団体さんから離れたところで一人飯にはしていたが。移動は「ババツリ」ゆえに日本人の高齢者主体のバスツアーだったが、網走の「砕氷船」、羅臼の「オオワシ・オジロワシ」見物ツアーは中国人の団体さんがメインの中での乗船だったが、目的が鳥撮りゆえに多くの人が暖房の利いた船室にいたが私は人の少ない船外にいた。それなりに自分では「コロナ対策」はしてきたつもりでいたが、帰宅してからは正直毎日が不安だった。マスコミ報道でのコロナウイルスの潜伏期間が2週間ということで、それを信じてなるべく出歩かずに自身の体温測定を行った。平均すれは36.8度前後を推移し潜伏期間の2週間を経過しほっとした。
それにしても「シンゾウ君」いつも道理の「言語明瞭なれども意味なし」の空っぽのバケツをたたく音がこだまする内容と、「人を動かすには金次第」の政治手法しかできぬ人間性が毎日TV画面に映し出されるのがたまらない。霞が関には、「シンゾウ君」を超える知性を発揮してはならぬと言った不文律があるのだろうか。これまでにしんぞう君のお友達の獣医学部では「コロナウイルス」の撃退法の進言は出てるのだろうか?聴くだけ野暮か?。
それにしても台湾・蔡総統の対応は素晴らしい。ITの危機対応の活用の見本のような対応策の提示はお見事と言える。IQの差なのか?。それにしても、我が家ではいまだマスク1枚も入手できずにいる。このモノ余りのご時世に。しかしシンゾウ君の周囲にはたくさんの補助金をかすめ取った自称IT関連実業家がいたはずだが?
この1週間はなぜか「太平洋戦争史」関連の資料をあさっていた。その中で感じたのは算数的に見れば誰でもわかる日本の敗北を、突き進めたトップに立った指導層となぜこの人がトップになれなかったのかと思う外された中将・少将・大佐クラスの人たちの見識の広さ・深さを知ってなぜか日本の社会組織の現状が戦後70年を経たいまでも戦前の軍の組織と大差ないことに唖然とした。現状の名門大企業の没落状況は、マネはできても自己改革ができない、戦前の日本の軍隊との差がないことには依然と過去のままだ。アメリカに追いつき追い越せの経営は、欧米列強に並ぶ軍隊と同様でその先に進めない、進めないどころか今のトップに立つ人にはオリジナルが作り出せない人がなるからだ。後続に真似されれば抜かされる。しかもオリジナルのある人は現状の組織を破壊するから、現状のトップに反旗を翻す人ゆえに外される。私がサラリーマンの時代から数多く同趣旨の経営書が出版されたが、日本の衰退現象を「少子高齢化社会」とかたずけ原因をうやむやにせず、「トップが変われば会社が変わる」「変えられる人がトップにふさわしい」。それにしても台湾・蔡総統のコロナウイルスに見せた対応は、政治のトップが変われば社会は変わる見本かもしれない。「ぼく、おなかが痛いから休む」と言い出すまえにこの辺がどう見てもシンゾウ君の引き時と思う今日この頃です。
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