とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

広島空港ー北九州空港 山陽路、駆け足仕事旅

2010年05月29日 | Weblog
1泊2日で東広島ー広島ー山口ー下関と仕事で回った。
せっかく事前予約で窓際席を確保したが、飛び立った飛行機は雲海の上で期待した我がトトロの森は眺められなかった。
JALの破綻で最近の便数減と機種の小型化は出張日程に影響する。朝の広島便もANA、JALが略同時刻は実質の便数減に等しい。また広島空港のアクセスの改善も課題だ。千歳空港のようにJR山陽線を空港の下に地下駅を作ればと思うのだが。百年の計は難しいのだろう。
それにしてもJRとの連携は貧弱すぎる。「白市駅」を「広島空港入口」ぐらいの改名があってしかるべき。
最初の訪問先、東広島市は千葉県市原市同様JRの駅名と市への最寄駅名が一致しない。先日市原市訪問の際に切符購入の際に駅名を忘れ往生した。
東広島市の場合は新幹線に東広島駅が市役所からは程遠い位置にあることから始末に悪い。
最寄駅西条を降りると部外者の目からは区画整理の進行状況は残された酒蔵の町並との違和感をおぼえる。広島大学を核とした都市つくりの百年の計を知りたいものだ。
昼の時間垣間見た西条の酒蔵の町は残すべき産業遺産の動態保存として一級品だろう。



酒蔵がレストランを行っていたが、残念ながら日本酒の味わいがあってのこと。仕事を控え常連に決めていた「暖流」の定食950円ドリンクサービス付きで我慢した。
その後広島市内で仕事を終え湯田温泉の「かんぽの宿」1泊2食付8500円をじゃらんから申し込んだ。キャンペーン中でビール1本がサービスだった。温泉に浸かり、そこそこの料理を味わい、批判を受けた「かんぽの宿」だが貧乏会社の出張には満足できるないようだった。



山口市は県庁所在地として唯一銀行の本店のない都市。また科学的な根拠はないが一番静かな県庁だと思う。伊藤博文は欧米視察の知識で得た政経分離の都市機能を地元に導入したのだろうか?。訪問した先の担当者から、「ほたるが飛びますよ」といわれた。



次の予定先への時間の余裕なく、駅弁ですます。新山口駅に好きなアナゴを素材にした「あなごめし」の駅弁があった。950円。弁当には旧名の「小郡駅弁」と記されていた。瀬戸内ものだろうか小粒な焼きあなごが素材で江戸前の蒸しあなごのふわふわ感はなく、アナゴの量も少なくやや味とのバランスからは780円が許容範囲と思った。

下関の仕事を終え帰りはいつもは福岡空港を選ぶが、今回はSFを使えば下関ー北九州空港が1000円の乗り合いタクシーがあるとのことでANAを使わずSFを申し込み、始めて北九州空港を利用した。実際の所要時間は1時間前の到着の乗り合いタクシーで1時間45分を拘束され、時間的にはあまり大差はないが、金曜日の夜の福岡空港の混雑を思うと、北九州空港の利用もありかと思い、またSFのサービスもよかった。




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