とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

ジジ・ババの小旅 不動三滝ー高山不動ー関八州見晴台

2015年05月22日 | ジジ・ババの小旅

 思わぬ夜中の激しい雨音で寝込んでしまったジジ・ババの小旅を実行した。下山口駅8時47分西所沢行きに乗るべく家を出た、前回同様駅横のコンビニで昼食を仕入れ電車に。西所沢駅での表示が江古田駅での事故でダイヤが遅れている旨の表示。しかし各駅を飛び越し予定の急行が来た。飯能駅では予定通り9時32分発の秩父行に乗れた。8両編成の各駅はガラガラだった。次の東飯能で過半が降りた。どうもリクルートスーツが多く、就職活動なのだろうかと思った。すると社内放送が、始まった。「車内では少しでも多くのお客様が座れますよう、座席を詰めてお座りください」多分新人の車掌さんなのだろう。マニュアルの棒読みだった。それこそ車内は我らを含め10人に満たない。左右どちららが車窓の眺めがよいかを教えてほしかった。

 間もなく西あがの到着。我ら同様のハイキングとおおぼしき服装で5人が降りた。

渓流沿いの道は、涼しさを感じながら歩いた。ほどなく歩くと奇妙な構築物が道を横切っていた。ちょうど建物から人が出てきたので、尋ねると武甲山の石灰岩をほぼ直線で24kmにわたり人の目に触れることなく山腹、地下を通り日高市の太平洋セメントに供給するためのベルトコンベアーの中継基地だとのことだ。40年前に完成されていたことは知らなかった。(googleのストリートビューでもみられます。)

 不動三滝の入口に着いたがここからが大変だった。Net上での西武鉄道ハイキング地図では心もとないので、国土地理院の25000の地図を持参したものの道しるべがかえってわかりずらいものにしていた。しかも道の整備が悪くUpDownがきついことからも、西武ハイキングもガイドブックも初心者コース出なく一般コースになっていたのだと理解した。しかも黒山三滝を観た直後だけにカミサンは、エネルギーの消費と見栄えが釣り合わないと、最後の不動の滝を棄権した。前夜の豪雨の後だけに水量を期待したがちょろちょろの流れだった。白滝は水の流れは一筋だけでとても白には見えず岩の黒だけのものだった。

 

 ここでカミサンの消耗が激しく時間を費やしたため、昼飯は関八州見晴台でと高山不動を素通りし下りに寄ることにした。これが後で響いた。関八州見晴台では小学生の遠足に出会った。どのコースから来たかを尋ねなかったが、カミサンよりはみな元気はつらつだった。秩父の代名詞武甲山、両神山を始め雲を被った富士山、我が家近辺も西武ドームが見えた。しかし眺望を求めて登るならばやはりここは冬になるのかと思う。

 高山不動奥の院から不動尊へそして本寺へ下りたのが失敗だった。本寺を出ると吾野駅への道標がありそれを地図と国土地理院地図と確認しないまましたがってしまった。本来は八徳集落への道を選んだのだが、車道が続くのでおかしいときずいたが、遅かった。カミサンは「モー登るのはイヤダー」とごねだしたのでそのまま下った。

 

今回は、夜中の雷雨から、電車の事故に、道を間違え、行きも帰りも時間割合90%が舗装された自動車道路を歩くはめになり、期待したミソサザエはおろか鳥さんにはめぐり合えず(オオルリの声はきけたかな?)散々な結果に終わった。

吾野駅では関八州見晴台で出会った所沢市の小学生が先にホームで並んでいた。

 撮れた鳥ははキセキレイだけでしかも無粋な電線止まり、トンボも蝶も名前がわかりません。これから調べるつもりですが不勉強で手掛かりがありません。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿