とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

ラグビーWC 事実上の決勝戦 オールブラックスvsワラビーズ

2011年10月16日 | ラグビー
 鳥さんの写真撮りから帰宅して直ぐに慶応vs帝京の試合が開始した。昼飯を取りながらのJ-sportsでの観戦。
 言葉は悪いが次のオールブラックスとワラビーズの観戦前の目慣らしだった。世界最高の試合との見比べは、よりラグビーが面白く感じられるとの期待があった。
 観る順序が逆だと慶応vs帝京の試合は「つまらない」試合に思えただろう。
 だけでど目慣らしの試合見物も、非常に面白かった。慶応の試合は先に筑波大戦を見ていたが帝京大は今日が初めてだった。
昨年よりは仕上がりは上だと思った。選手のまとまりはあるが9-10番のゲームメイクはまだできてはいなかった。
 慶応はフォワードが昨年よりは弱く、接点での力不足を感じたが、バックスの決定力は昨年並の力はあるが総合力では落ちていると思った。26-15は両校の実力差だろう。慶応は選手層の薄さが後半の失速になったのが悔やまれる。

 WCの試合は昨日のウェールズの凄さに圧倒されたが、今日は開始早々のワラビーズ、クーパーのキックミスが象徴するかのような、老練なオールブラックスに対して、若さのワラビーズがしてやられた結果になった。
 それこそ常にボールのあるところに7番マコーが絡んでいるシーンが画面に出る、その1歩前で止める、そして1歩前に出るブラックスのフォワードの動きが今日の全てだった。
 ワラビーズに悔やまれるのは、若いオコナー、クーパーを走らせる環境をフォワード陣が作れなかったことだろう。それにしても両チーム血みどろの試合はすべてを物語る激しいぶつかり合いの迫力に富んだ試合内容だった。こんな試合を見ていると、2019年に本当に日本でWCの開催ができるのだろうか。学生代表チームがトップリーグ上位チームに勝てるくらいの実力がない限り、高校・大学の選手の質を高めなければ、到底決勝トーナメントに出場できないJapanに終わるのは明らかだろう。観客を呼べるだろうか?まず1番それが気がかりだ。
 2万人収容できる会場がいくつあるのだろう。決勝トーナメントに6万人観客を動員できるのであろうか?
 準決勝2試合の試合をみての感想は試合以外のことが浮かんでくる内容だった。
 それにしても素晴らし試合だった。決勝戦は「本当は強いフランス」の奮起に期待しよう。


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