とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

2014/15大学ラグビーを観終わって

2015年01月11日 | ラグビー

 昨日の決勝戦をTV観戦した。場所が味スタと、サッカーファン以外には?。おそらく両校応援団にとっては道順に戸惑ったことだろう。だからと言えないまでも、観客の少なさが気になった。今年はワールドカップのロンドン大会の年だが、マスコミの露出度はこれまたさびしい。サッカーのアジアカップは知っていても、今年がラグビーのワールドカップの年だと知っている人は少ない。2019年のワールドカップは日本開催が決まっていることからも、今次の決勝戦の出場者のメンバーはその時の日本代表の候補者になりえる選手たちだろう。

 優勝の帝京大学は、ラグビーファンなら予想どおりだっただろう。対抗戦から決勝戦まで、どんなに点差が開いても、決して手をぬかぬプレーで一貫していたのは、岩出監督の指導の徹底ぶりをみた。またおそらく他校に行っていれば、「スタープレイヤー」のおごりがでて、自分勝手なプレイがてもおかしくない、有力選手が終始、基本に忠実なプレイをし続けていたのが昨年以上に印象に残った。

 準優勝の筑波大学に関しては、対抗戦5位からだけに、選手層の薄さはやむえないものがあり、むしろ15人のスポーツだけに個人の能力には限度があり43点差のワースト記録負けはしかたがないことだろう。むしろ早大・明大の伝統校のふがいなさと関西勢の低迷だろう。高校ラグビーでは関西に有力校が多い中で、早・明同様に準決勝にすら進めない問題はラグビーファンの拡大とワールドカップ成功に導くためにも、各校、ラグビー協会ともども究明すべきことだろう。

 早・明に関しては私の見方は推薦枠の選手の採用の見直しだろう。花園組よりも出られなかった予選負けの中での身体能力(他のスポーツ、陸上・レスリング等も含め)+学業での入学後の伸びしろのある選手の採用だろう。大学でのびないのは指導の仕方もあるが、花園で終わっている選手と、組織プレイに対応できない学力は推薦枠の意味がないだろう。

 これだけ帝京大に差をつけられて崩せないことは、他の大学が組織的に劣っていることで、帝京大について学んでいないことだろう。また観客動員力が、サッカーに大きく引き離されていることは協会自体が、学んでいないことだろう。

 あと4年しかない時間、金で解決できるほど、国内の企業寄付は望めない中、オリンピックと同時並行は両者を兼務する森さん頼みでなしえるのか?がんばれラグビー協会。

 



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