とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

瀬戸内仕事旅 その3 松山ー高松

2010年12月04日 | Weblog
 3日朝1番で伊予鉄横河原線に乗り「鷹の子」と言う鳥好きには嬉しい駅名で降りた。乗車した電車が何故か非常に懐かしさを覚えた。先頭車両に「Keio]の名が読めた。そうだ!「井の頭線」のお古だと思った。
 


 訪問先の応接で「トラフズク」の写真が飾ってあった。聞けば毎年12月になると事務所まえの樹に来るそうで、毎朝挨拶に見えるとのこと。なんだか出張には不便なところだが、この写真1枚で出張が楽しくなった。(鳥撮り道具を担いでいきたい気持ちになった。)

 仕事を終え外に出ると強風・どしゃぶりの雨、タクシーを呼んですぐに駅に。高島屋のデパ地下の食品館で弁当を捜す。
 鯛めし弁当540円、穴子巻き450円。 高松行の高速バスに飛び乗り車中で昼食。味は値段並だが満腹感はあった。


 高松駅に着くと異常に人が多い。雨は上がっていたが、強風で瀬戸大橋線が不通とのことで、フェリーへの振替案内をしていた。
陸が不通で海上が正常とはなんか不思議な気がした。
 仕事を終えて、カミサンへの土産を探したが、高松土産はあまり気の利いたものは無く空港で四国土産を探そうと決めると、駅の売店で「いいだこの天ぷら」を見つけた。土産ではなく自分のビール(禁酒ゆえにキリンフリーの友として)つまみと購入した。
350円は帰宅してキリンフリーの友としては最高に旨かった。  



 空港に着くと雰囲気が怪しい。前の便の掲示が天候調査中となっている。とりあえずは腹ごしらえをと食堂を探したが、讃岐うどん店が目に付くだけ。気の利いた店がない。とりあえずはNetにつなぎ天候状況を知りたく、電源の使える店とのことで軽食兼喫茶店に入った。メニューを見ると「穴子の竜田揚げ丼+讃岐うどん小鉢」=990円を注文した。値段並みの味(以下に近いが電源使用量込みの値段か)とりあえずは腹ごしらえはできた。



 食べ終わりロービーに出ると騒ぎは広がっていた。私の乗る前の便が高松空港が強風のため沖縄からの到着予定便が着陸できず、岡山空港に着陸したため欠航となった。正直あせった。すぐにNetで高松駅の状況ならびに東京への接続列車を探すと、寝台特急が何とか使えそうだとわかり、駅に電話を入れた。しかし、昼間の不通で客が殺到したと見えて満席だと言われた。すべては天候しだいとなった。Netの天気図では低気圧は遠ざかっていたので何とかなるのではと思っていたところ、東京からの便が着陸した。周りの人から拍手が起こった。「今日はついている」と思った。
 飛行機は満席、少し遅れて離陸、しかし予定時刻を過ぎても水平飛行、アナウンスがあった。「羽田空港で鳥と飛行機が衝突し、滑走路が一部閉鎖され、上空待機命令が出された」とのこと、1時間遅れで着陸。所沢行きリムジンバスの売り場に走る。何とか一番早い便を確保した。腹ごしらえしたことが正解だった。家に着いたのは11時少し前、疲れがどっと出た。
 天気の巡り会わせが、ラッキーだったのかどうかが微妙な今回は仕事旅だった。

 




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