金曜日は、無職の特権、朝から生テレビ、ジャパン vs ギリシャに釘つけだった。初戦は、田んぼの会のメインイベントで田植えと重なり、負けた試合の録画を観戦で欲求不満だった。がしかし今回は勝てる試合を落とし、欲求不満は増加した。なぜ香川を最初から・・・・、なぜ後半に柿谷を出さないのだ・・・・。内田、長友の切り込みが有効だったことからも、相手の高さに勝つには、低さで勝負できる選手が必要なのに、作戦なのか、ゴール前に上げる戦術だったのが悔やまれる。
だがサッカーの欲求不満を、今日のラグビーJAPANが慰めてくれた。今日は午前中にカミサンが体調を崩し、医者に運んだ。したがってカミサンが寝込みTVチャンネル権はわが手に戻った。普段はラグビーは劣後にされだいたいが録画をカミサンの留守中に観るのだが、今日は2時の日本vsイタリア戦からニュージーランドvsイングランド戦の生テレビを6時まで観ることができた。
いまサッカーはブラジルだが、ラグビーは来年のイングランド開催に向け世界中で出場国同士のテストマッチが行われている。日本はこれまでにサモワ、カナダ、アメリカを撃破し、今日はヨーロッパリーグSix Nationsのメンバーイタリアとの対戦だった。残念だったのは2019年WC東京大会でのチームの主軸を期待されている早大の藤田が欠場だったが、代わりに筑波の福岡が良い仕事をしていた。いずれにしてもこの試合に勝つことが大事なテストマッチに、終始リードを保ち、後半の追い上げにも耐えて26-23の僅差で勝てたことは素晴らしいことだった。
試合の場面、場面ではどうしても司令塔の不在はいかんともしがたい。どうしてもトップリーグでは輸入組の有名選手にポジションを奪われ、なかなか10番の純国産が育たないのが2015年なのだろう。2019年までには純国産が出てきてほしいものだ。反面2番の堀江、9番の田中のように海外への出稼ぎ組の動きは目を奪う。サモワの試合からイタリアまで結果を観てきて、はるかかなたにあった決勝トーナメント進出が届きそうなところまで来た感じがしてきた。
2019年に向けてオリンピック種目に7人制ラグビーがなったことをとらえて、まずは高校での底辺拡大から人材発掘が急務だろう。
そのあとのNzvsイングランドは結局オールブラックスの三連戦3勝で終わり、最終戦は36-13の大差でニュージーランドが圧勝したが、イングランドの若手が今後1年でどれだけ伸びるかが注目されよう。反面ニュージーランドはカーターが代表から外れ、マコウにしてもノヌーにしてもスターたちにかつての切れ味がなくなってきている。その変るべき新人が出てこない。来年の本番が楽しみになってくる。
予選グループ(上位2チームが決勝リーグ)
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