所沢市山口公民館文化祭

3日、4日と地元の公民館の文化祭だった。所属する山口自然に親しむ会と菩提樹田んぼの会が出展した。今年は６月に手術をしたため、どちらの会も活動は休止状態だったが、文化祭には鳥の写真を５枚ほど展示した。展示会の準備、設定は出張と重なり、何も手伝えなかった。その代わり両日とも店番のお手伝いをした。
気になる事がある。実行委員の人が、色々工夫して子供たちの参加を促しているが、圧倒的に来館者は高齢者が主体だ。どうも公民館は確実に高齢化している。新興住宅地として開発されたところも四半世紀を経て住民も街も高齢化した。
反面私たちのホームグランドの菩提樹池周辺の自然にはマルタントンボをはじめ希少種の昆虫、蛍の飛びかう空間、そしてオオタカを頂点とする野鳥の種類の多さが数こそ減少したが今も見られることが奇跡に近い。この自然を受け継ぐ子供たちの参加が少ないのは少しさびしいし、自分の身近な自然環境を特に中学生の感性で感じて欲しいと望むのだが、中学生の会への参加が皆無なのがさびしい。昨今の理科離れの中で、これからのバイオテクノロジー、環境工学の頭脳養成の基礎が、これほど豊富にありながら、教育現場から省みられないのは残念でたまらない。