とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

CD,DVDは買わないとのカミサンとの約束を破り買ってしまったBD 「classic archive」STRINGS

2020年05月20日 | クラシックDVD/CD

クラシック・アーカイヴ・コレクターズ・エディション第1集~弦楽器奏者編

 カミサンからは、狭い我が家でかなりのスペースを占める、Lpレコード、CD,DVDと言ったクラシック音楽音源の廃棄処分の判決を受けながら、「もう買わないから」と言って執行猶予を受けたがCOVID-19の影響で、楽しみにしていた新装開店した、所沢市の音楽ホール・所沢ミューズの4-6月のコンサートがいずれも中止に追い込まれてしまった。そのためチケット代が払い戻されたことから、その代金で上記のBDをカミサンに内緒で購入した。

 このBDは1950年台後半から、70年台前半にかけて、主にヨーロッパで活躍した弦楽器奏者のLIVE録画を17時間分を1枚のBDに収めたもので、正直画像も音源も古く「音楽を満喫する」とはいえないものの、伝説化した弦楽奏者の映像は充分に楽しめた。

 このBDを見る限り、最近放映されたN響アワーやN響アーカイブで放映されたNHKのデジタル処理された音源の処理を含めた画像の良さを再認識した。そうは言うものの、このBDの中には1967年のプロヴァンス音楽祭でのジノ・フランチェスカッティのMozartのK.218のVnコンチェルトがなぜかおまけのように加えられているが、来日しなかった貴重な巨匠のLive画像は楽しめ、またそのずばらしさを味わえた。

 またこのBDには60年台後半から、70年台前半にかけて、レコード市場でカラヤン+ベルリンフィルとのコンビで数々のベストセラーLPを生み出した、クリスチャン・フェラスのシベリウス・ストラヴィンスキーのVn協奏曲、フランクのソナタ、はカラヤンのいない彼の演奏が味わえるものの1982年、49歳でのビルからの飛び降り自殺の「謎」は演奏からは窺えしれない。

 またチェロ奏者では、ロストロポーヴィッチ、フルニエ、トートリエの三人が加わっているが、Bachの無伴奏の通しの演奏がないのが残念だった。

 

 


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