台風が通り過ぎた後は、大概狭山湖に風で運ばれた珍客が訪れる。しかし昨日は、台風対策を行った田んぼのかたずけでいけなかった。そんなわけで今朝はいつもより早く朝食後すぐに家を出た。
狭山湖についてびっくり、堤防の一箇所に、しかも湖面の反対側にカメラが並んでいる。「え!!もう来たの」と一瞬思ったが、いつもご指導いただく常連さんから4日に入ったことを告げられる(いつもならば中旬なのだが)。フランス映画「渡り鳥」で鳥の渡りのの習性に感動したが、実際この狭山湖で見る渡り鳥では「ノゴマ」の習性ほど!マークと?マークのオンパレードはいない。狭山湖で休息するノゴマは主に北海道(樺太+千島)で夏をすごし冬に東南アジアでシベリア北極圏からの鳥と合流するそうだ。狭山湖周辺を休息地とする渡りではサシバがいるが、鷹類の集団渡りに比べ、小鳥であるノゴマのわたりの危険度は比べ物にならないだろう。インコですら日本(東京)の環境に適用し定住している現実から、雑食性のノゴマが個体比で見ればはるかにサシバの渡りの距離を大幅に上回る渡りをするのかが不思議に思える。と思いながら、常連さんからご親切に撮影用のスペースを空けていただいたのだが、日課の「試してガッテン筋トレウオーク」を優先した、なにせ腎臓、肝臓赤信号は命にかかわる問題。カメラ担いで領地巡回=狭山湖堤防を往復し今日のノルマを果たした。
途中オオタカが上空を旋回したがモロ逆光だった。ザンネン・・・・
折り返してノゴマポイントに戻ると、ノゴマは朝食後の休憩か?姿は見えず。ホオジロが「私でダメかしら」とばかりノゴマが隠れている藪の上でポーズをとった。
しばらくして、今日の当初の目的、ミサ子の家族が登場した。1羽がオオタカの指定席に停まった。
昼になってやっとノゴマさんの御食事。
平日でも私のような年金者でにぎわうことから、毎年ノゴマの季節の土日は、狭山湖も各地から大勢のバーダー?が集まりますが、そのような人は、狭山湖はポイントのone of themにすぎないでしょうが、地元のものにとっては毎年の楽しみです。その楽しみを奪うような「立ち入り禁止地区=柵の内側侵入」はやめてください。入ると狭山湖管理事務所からスピーカーで大声で注意されます。すると鳥さんも驚いてにげてしまいます。地元バーダーはそれゆえ堤防上から観察してます。
愛犬家の皆さまへお願い。鎖につなぐのは当然ですか、出来ればポイント近く(=カメラを構えている人が大勢います。)では鎖を短くしてください。
狭山湖に行楽で来られる方へ、出来れば双眼鏡をご持参ください。楽しみが倍増します。
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