とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

緑の森博物館 クモに感動

2007年09月16日 | Weblog
朝、昨日のオオタカを見たことで、どこに行くか迷ったが、緑の森の観察会に行くことにした。開始前の管理人さんの博物館の近況報告でそろそろ鳥さんも秋のシーズンに入ってきたようだ。連休の中日のせいか久しぶりに子供たちの参加があった。
自然界の営みこそが何事にも変えがたい教育だと思う。偏差値の良い子(=官僚=)が美しい日本を壊している現状からすれば、「地頭の良い子」が美しい日本を作るので、「地頭」は自然が先生だ。私自身50過ぎの手習いだが、緑の観察会に出るようになり、地頭に刺激を受けている。今日は「クモ」のすごさを知った。

トリノフンダマシと卵のう

ムツトゲイセキグモの卵のう
Wikipediaで投げ縄グモを見てください。ムツトゲイセキグモの獲物の昆虫が近づくと、その糸を振り回し、昆虫を粘液球に接触させる。獲物がくっつくと、糸を引き上げ、獲物を捕食する。この行動と分布の希少性を知り改めて狭山丘陵の豊かな自然を実感したが、観察会終了後常連さんと食事しながら、ゲストの先生に投げ縄クモの映像をみせてもらい、正直感動、驚き桃の樹山椒の樹だ。これに比べればアベちゃんの突然の辞任なんぞフンダマシ以下の出来事だ。
これまで、「クモが好き」と言われると引いてしまったが、最近自分の撮った写真に朝露のついたクモの巣をはじめ、クモの巣を何気なくシャッターを切っているを気づいた。そして「美しい」と思うようになったが、今日のクモの行動をみるとカミサンにからかわれたが嵌りそうになる。自然はいつも人生の大学院だ。未知の世界が広がっていく。



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