とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

関東大学 ラグビー対抗戦 3校優勝。

2012年12月02日 | ラグビー
 2012/12/01 
 オフクロの入院見舞いに行くため、ラグビー帝京大10 vs 24筑波大、東芝17vs14ヤマハの試合を録画予約して出かけた。
 病院から帰ると正直疲れが出る。所沢ー大宮間の乗換疲れというより気分的な疲れの要素が大きい。
 すぐに気になっていた帝京大 vs 筑波大の録画を見た。すごい試合だった。筑波の集中力がすごかった。勝敗を分けたのは、9-10番の差だろう。帝京は早大戦同様9-10番が浮き足立っていたが、早大戦はバックスの個人技でカバー出来たが、筑波には通用しなかった。むしろ筑波が9-10番の凡ミスをついて得点をもぎ取った。また筑波の9-10番のハーフは冷静に戦況を観るだけの余裕が感じられ、前半の9番のトライは見事だった。
 反対に帝京の9-10番は昨年の様な戦況を見つめファワード動かす余裕もなく凡ミスが多かったのが敗因だろう。それにしてもラグビーは15人の総和の力が勝敗を決める典型的な試合内容だった。外人部隊を入れた帝京のフォワードをスクラムで勝てた筑波の集中力が素晴らしかった。

 2012/12/02 
 所沢の市民マラソンで、我が家の周辺道路は交通規制にあい、車での外出が出来ず、久しぶりに歩いて狭山湖に鳥撮り散歩に出かけた。ラグビー早明戦を観るため、2時には帰宅できるコースを選び出かけた。
早稲田32vs33 明治 昨今の早明戦は優勝を賭けた試合がなく、TV画面に映る観客も空席の目立つ少しさびしい国立競技場だ。
この試合は今年の両チームを象徴していた。明治のハーフ陣のゲームメイクがフォワード・バックスの一体感を創りだして、組織的な動きが見事だったが、早稲田にはゲームメイクの出来ない9-10番、指揮官のいないチームは個人技でしか点は取れない見本だろう。フォワードの動きは良かったが、バックスがそれを生かし切れない。特に9番の緩慢なそして散漫な判断は自らチャンスを潰していた。
 高校時代の有力選手がココ数年成長なく卒業していくのは、指導者の責任なのか、スカウトの責任なのか。
 反面吉田明治は監督就任から着実に選手が成長し、まとまりのあるチームになったのは見事だった。
 早稲田は、「勝てた試合を落としたのではなく、勝つべき戦略なくして負けたのだ」


 おまけ 
トップリーグ 東芝17 vs14 ヤマハ

 最後まで勝敗の行方が定まらぬ面白い試合だったが、2人シンビンを出しては勝てない。ヤマハに悔やまれぬのは交代要員がいないことだった。無いものは無いのはしょうがないが、日本代表マイケル・リーチを後半に投入し、デビット・ヒルの交代要員に森田を入れる東芝の選手層の厚さに対して、持ち駒持たぬヤマハのけが人退場後の戦力ダウンはかわいそうだった。それにしてもハーフ陣の能力は15人をまとめる要として、その出来不出来は勝敗を決める。 ヤマハは健闘したのは評価しよう。でも負けてはあまり意味は無い。
 
テストマッチ オールブラックス21 vs38 イングランド
 これは驚きだった。こんな点差でオールブラックスが負けるとは思わなかった。オールブラックスほどの個人技に優れた人材を集めながら、9-10番の出来が悪いとこんな点差で負けるのだから、いかに9-10番のポジションがラグビーに重要なのかをまざまざと見せつけられた。それにしてもイングランドの21歳のSO オーウェン・ファレルは素晴らしかった。ドロップゴールを含め15点を叩きだしたのだから。


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