とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

新盆供養に東光寺。ホンダのカーナビに脱帽。

2013年08月12日 | Weblog
 

 8月11日、母の新盆供養に東光寺に行く。9時半に始まるとのことで、我が家を何時に出るかで家族で意見が分かれた。
 TVニュースでお盆帰省の渋滞ニュースが報じられていた。別居している娘とは庫裏の休憩室で9時15分の待ち合わせとした。私は道路状況が不明と今日はお寺の駐車場が利用できないことから、駐車場探しもあることから1時間半を見て7時45分発を主張した。しかし息子はホンダのカーナビはリアル情報を流すし、時間優先を選択すると混雑時の対応修正が早いから、その指示に従えば8時10分発で9時10分に着くと主張し、結局両者の妥協でカミサン主張の8時出発となった。
 家を出て、通常の浦和ー所沢線の入りではなく、いつも混雑する西所沢駅での西武線踏切越えを選択した。運転する息子に注文を出すと、息子は「ナビを信じなさい、自分もこれまでナビに逆らい自分の経験則で判断して失敗したんだから」と言ってそのまま走った。すると踏切待ちもなく金山町の交差点も難なく抜け、3人が峰の坂交差点に入るものと思っていたら、その先の交差点を指示した。これまたナビが正解だった。
 浦所線はスムーズで、荒川を渡りこれまた3人が埼玉大手前から裏道を指示するものと思っていたら、直進で17号線を指示し、そのまま一番心配した大宮駅の大栄橋も信号待ちを最小で抜け結局8時55分に東光寺近くのコインパークに駐車しお寺には8時55分に着いた。正にナビの予想通りだった。
 庫裏に入ると中は参列者でいっぱいだった。娘も9時10分には寺に着き、いつもながらのおいしい茶菓を頂、新盆供養の開始を待った。
 本堂は、新盆を迎える人たちで、満席状態だった(従来は本堂に座布団席だったが、老人のことを考えいす席に変わった。)しかもお盆のときは四方が明けはなれ、大型扇風機が置かれていたが、今年は締め切られエアコンが置かれていた。最後にご住職が法話のはじめに、連日の猛暑をかんがみ急遽この日のためにエアコンをレンタルしたそうだ。1日64万円とのことでみなの笑いを誘ったが正に住職が正解だった。それこそこの日のさいたま市の暑さは半端でなかった。
 お寺からお昼のお弁当をいただいたが、久しぶりに家族がそろったことから、外食を決めたが、大宮駅付近はどこも渋滞で、娘の帰りも考慮し駅近くで駐車場のある場所を検索し「木曽路」に決めたがこれまたホンダカーナビは大宮警察署前を経由するウルトラコースを選択肢した。これまた駐車場満杯寸前に到着すると、すでに予約客でいっぱいでかろうじて入り込めたが1時間の制限つきだった。
 食事が終わると駅前はそれこそ人出と車の洪水だった。しかしこれまでのカーナビの判断に脱帽したことから、カーナビに従った。これまた何度も所沢ー大宮間を行き来した3人が経験のしたことのないコースだった。
 大宮南高校ーさいたま医療センターー浦和北高校を経て、浦所街道に出て橋を渡り順調に進んでいると思ったが、カーナビは3人ともあたりの風景がどこかわからないところで、右折の指示が出た。もうこの時は私もカミサンもカーナビを信頼し、息子の運転に任した。しばらく走り日大芸術学部の看板を見て、やっと3人の土地勘が戻った。その後もカーナビはわれら3人の予想を裏切るコースを選択肢、渋滞、信号待ちにあうことなく想像を超えた時間で到着した。カーナビの予想時間通りだった。
 カミサンと息子からはわが車に積んだカーナビの稼働率の悪さを声高に批判された。この日から私の経験も知見もカーナビに負けたと悟った。
 息子の一言「老いたらカーナビに頼れ」その前に「カーナビの取り説を読め。」カーナビはパソコンよりやさしい。それが使えなければ今後の老後は生きられないとまでいわれた。
 
 


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