土日のラグビー中継を録画を交え見た。
まずはチャンピオンシップのオールブラックス(AB)38 vs 27スプリングボクス(SB)
正直この試合を見ると、2019年のWCジャパンが暗くなる。2019年にJAPANがどれだけこのような試合を成しえるか?の思いがよぎった。
しかし最初の20分間でSBのハバナの怪我での退場は、20分間での2Tの活躍だっただけにくやまれる。それにしてもグランドいっぱいに80分間息の抜けない攻防を繰り広げたこの決勝戦は、TV画面での観戦だが観る方も試合終了後にドット疲れが吹き出した。点の取り合いが凄まじい試合で、攻防の入れ替わりが、少しのミスで大きく入れ替わる、両チームの選手の緊張感が伝わる試合だった。
その主役は9-10番の適格なゲームメイクで、ABのA.スミス、A.クルーデン SBのF.デュプレア、M.ステインが見事なまでに試合を作っていた。特に前にも書いたが、サントリーに籍をデュプレアの運動量だった。歳を考えれば、あとで述べる、東芝の大野、広瀬に頑張れと叫びたくなる。
逆転に次ぐ逆転のシーソーゲームを演じたものの後半マコウ欠場時キャプテンを努めたNo8のキアランリードのトライで決着を付け残り20分を11点差の安全圏を守りぬいた。とにかく途中の判定が微妙なことでTV判定が何度も起こり興奮に水を掛けるがごとく、乱闘シーンを無くしたい試合に効果をもたらしたレフリーの采配だったがそれにしても世界レベルの試合のすごさを思い知らされた。
トップリーグ、ヤマハ 33vs17 東芝はLiveで観た。画面を見た瞬間、見慣れぬ競技場とステージ1Bグループの事実上の決勝戦ともいうべき試合に、あまりにもまばらな観客に驚いた。盛岡競技場。なぜだ、このセンスの無さがラグビー協会の頭なのだろう。フランチャイズでもなければ、スポンサーでもない。両チームに盛岡に縁のある人は何人イルのだ。盛岡が全国レベルのラグビー市民でもない。
3千人の観客は寂しすぎる。前半ヤマハの守護神五郎丸が冴えない。五郎丸にとってのイージーキックを外し今日の試合は終わったとおもったが、それでも風下で10-5の1トライ差はヤマハの健闘と言える。これはヤマハのフォワードの若さの運動量が光った。それでも後半開始までは、東芝の勝ちを疑わなかった。
しかしマレサウが東芝のデフェンスを切リ刻み破りトライを狼煙に、圧巻はフォワード押し込み縦に入り込んだ五郎丸にうまくつなぎトライで東芝を突き放し、スタンド上の清宮監督の薄笑いはしてやったりの表情に変わった。結果はほぼダブルスコアーで、快勝だった。フォワードとバックスの一体感がやっとできたヤマハの試合だった。この勝因は9番の池町の早い球出しにあった。従来はフォワードの頑張りにバックスの反応の遅さでチャンスを潰して自滅したが、9-10番のゲームメイクが東芝に優っていたが、それでも勝因はフォワードが80分走りきったことだろう。それにしてもNEC-サントリー戦もそうだが、年に何度かしか味わえない素晴らしい試合に、そのシュチエーションの選択にラグビー協会のセンスの無さが悔やまれる。
地方でのファンの獲得がお題目だろうが、まずは国立、秩父宮、花園が満員にするのが先決だろう。そして各チームのフランチャイズスタジアムを満員にしてこそNHKなり民法のTV中継が始まるのだろう。
それが新規のラグビーファンの獲得だろう。地方にいる既存のラグビーファンはJsportで見ている。今日のような、また先日のNECvsサントリーのような試合を毎回するようになればスタジアムに行くが、それでも盛岡や和歌山に東京から行く人は限られる。6年間はあっという間に来てしまう。アジアの人もWCとオリンピックならオリンピックを選択するだろう。国内で盛り上がらないのにアジアからは人の来ないWCはあまりにも寂しすぎる。
関東対抗戦、筑波大 50vs10 明大
危惧していたことが起こってしまったと言うより、早稲田 vs 筑波 戦での先のブログ(9月30日のMy Blog)で述べたようにまた9月16日のMy Blogで述べたように、対抗戦グループ、リーグ戦グループに別れる関東大学ラグビーのあり方の問題も2019年のWCを前に早く決着を出すべきだろう。
前半の前半の試合内容から、明らかに明治と筑波の選手の気持ちのあり方が違っていた。それを某スポーツ誌は試合前に「明治 22年ぶりの開幕完封3連勝か」なる馬鹿げた見出しを掲げた。45-0,90-0の完封勝利に何の意味があるのか、そもそもこのような試合が公式戦であることが問題なのだと言うべきだろう。この試合にでた明治の選手は次の試合に向けて気持ちをどう高めたのだろうか。
それに反し勝てた試合を自分のノックオンで失った選手は、自分のパスミスが敗因とおもった選手は、次の試合での意識は??其の現れは開始早々上げた筑波のトライシーンだった。それこそ直進でタックルを外してのトライだ。その時の明治の選手は何を思ったのだろうか、先の試合でゲームメーカーのキャプテンをケガで欠き(My Blogでケガが起きると指摘した)止められると思ったタクルがはずされ、正に完封勝利後遺症が随所に出た。明治の監督は敗因を「自分勝手なプレーでコミュニケーションが取れていない」と指摘したが、選手に原因はない。指導者が前2試合を選手に同評価したかだろう。評価の対象にもならない試合で、中核選手を失い、自分勝手なプレイで大勝したゲーム後に選手と怪我した選手に指導者はどんなコメントを与えたのだろうか。それが聞きたいものだ。
おそらく帝京大の監督は明治の結果を十分選手に伝えたことと思う。
個々数年の明治にかけているのは、トップリーグで活躍する選手数からして、学生時代にはコーチに恵まれていなかったと思わずにいられない。才能が生かされていなかったのだろう。
頑張れ明治、明治が優勝争いを演じないとラグビー人気は盛り上がらない。2019年に向けてまずは関東の大学ラグビーの有り様を替えなければ、NativeJapanes でWCを戦えない。開催国が1勝もできずに、しかも協会ルールの日本人がJapanを名乗るのでは、オリンピック前のWCが自国民に支持されるだろうか。
菩提樹田んぼのBlogを更新しました
http://bodaiigitannbo.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/post-dc72.html
まずはチャンピオンシップのオールブラックス(AB)38 vs 27スプリングボクス(SB)
正直この試合を見ると、2019年のWCジャパンが暗くなる。2019年にJAPANがどれだけこのような試合を成しえるか?の思いがよぎった。
しかし最初の20分間でSBのハバナの怪我での退場は、20分間での2Tの活躍だっただけにくやまれる。それにしてもグランドいっぱいに80分間息の抜けない攻防を繰り広げたこの決勝戦は、TV画面での観戦だが観る方も試合終了後にドット疲れが吹き出した。点の取り合いが凄まじい試合で、攻防の入れ替わりが、少しのミスで大きく入れ替わる、両チームの選手の緊張感が伝わる試合だった。
その主役は9-10番の適格なゲームメイクで、ABのA.スミス、A.クルーデン SBのF.デュプレア、M.ステインが見事なまでに試合を作っていた。特に前にも書いたが、サントリーに籍をデュプレアの運動量だった。歳を考えれば、あとで述べる、東芝の大野、広瀬に頑張れと叫びたくなる。
逆転に次ぐ逆転のシーソーゲームを演じたものの後半マコウ欠場時キャプテンを努めたNo8のキアランリードのトライで決着を付け残り20分を11点差の安全圏を守りぬいた。とにかく途中の判定が微妙なことでTV判定が何度も起こり興奮に水を掛けるがごとく、乱闘シーンを無くしたい試合に効果をもたらしたレフリーの采配だったがそれにしても世界レベルの試合のすごさを思い知らされた。
トップリーグ、ヤマハ 33vs17 東芝はLiveで観た。画面を見た瞬間、見慣れぬ競技場とステージ1Bグループの事実上の決勝戦ともいうべき試合に、あまりにもまばらな観客に驚いた。盛岡競技場。なぜだ、このセンスの無さがラグビー協会の頭なのだろう。フランチャイズでもなければ、スポンサーでもない。両チームに盛岡に縁のある人は何人イルのだ。盛岡が全国レベルのラグビー市民でもない。
3千人の観客は寂しすぎる。前半ヤマハの守護神五郎丸が冴えない。五郎丸にとってのイージーキックを外し今日の試合は終わったとおもったが、それでも風下で10-5の1トライ差はヤマハの健闘と言える。これはヤマハのフォワードの若さの運動量が光った。それでも後半開始までは、東芝の勝ちを疑わなかった。
しかしマレサウが東芝のデフェンスを切リ刻み破りトライを狼煙に、圧巻はフォワード押し込み縦に入り込んだ五郎丸にうまくつなぎトライで東芝を突き放し、スタンド上の清宮監督の薄笑いはしてやったりの表情に変わった。結果はほぼダブルスコアーで、快勝だった。フォワードとバックスの一体感がやっとできたヤマハの試合だった。この勝因は9番の池町の早い球出しにあった。従来はフォワードの頑張りにバックスの反応の遅さでチャンスを潰して自滅したが、9-10番のゲームメイクが東芝に優っていたが、それでも勝因はフォワードが80分走りきったことだろう。それにしてもNEC-サントリー戦もそうだが、年に何度かしか味わえない素晴らしい試合に、そのシュチエーションの選択にラグビー協会のセンスの無さが悔やまれる。
地方でのファンの獲得がお題目だろうが、まずは国立、秩父宮、花園が満員にするのが先決だろう。そして各チームのフランチャイズスタジアムを満員にしてこそNHKなり民法のTV中継が始まるのだろう。
それが新規のラグビーファンの獲得だろう。地方にいる既存のラグビーファンはJsportで見ている。今日のような、また先日のNECvsサントリーのような試合を毎回するようになればスタジアムに行くが、それでも盛岡や和歌山に東京から行く人は限られる。6年間はあっという間に来てしまう。アジアの人もWCとオリンピックならオリンピックを選択するだろう。国内で盛り上がらないのにアジアからは人の来ないWCはあまりにも寂しすぎる。
関東対抗戦、筑波大 50vs10 明大
危惧していたことが起こってしまったと言うより、早稲田 vs 筑波 戦での先のブログ(9月30日のMy Blog)で述べたようにまた9月16日のMy Blogで述べたように、対抗戦グループ、リーグ戦グループに別れる関東大学ラグビーのあり方の問題も2019年のWCを前に早く決着を出すべきだろう。
前半の前半の試合内容から、明らかに明治と筑波の選手の気持ちのあり方が違っていた。それを某スポーツ誌は試合前に「明治 22年ぶりの開幕完封3連勝か」なる馬鹿げた見出しを掲げた。45-0,90-0の完封勝利に何の意味があるのか、そもそもこのような試合が公式戦であることが問題なのだと言うべきだろう。この試合にでた明治の選手は次の試合に向けて気持ちをどう高めたのだろうか。
それに反し勝てた試合を自分のノックオンで失った選手は、自分のパスミスが敗因とおもった選手は、次の試合での意識は??其の現れは開始早々上げた筑波のトライシーンだった。それこそ直進でタックルを外してのトライだ。その時の明治の選手は何を思ったのだろうか、先の試合でゲームメーカーのキャプテンをケガで欠き(My Blogでケガが起きると指摘した)止められると思ったタクルがはずされ、正に完封勝利後遺症が随所に出た。明治の監督は敗因を「自分勝手なプレーでコミュニケーションが取れていない」と指摘したが、選手に原因はない。指導者が前2試合を選手に同評価したかだろう。評価の対象にもならない試合で、中核選手を失い、自分勝手なプレイで大勝したゲーム後に選手と怪我した選手に指導者はどんなコメントを与えたのだろうか。それが聞きたいものだ。
おそらく帝京大の監督は明治の結果を十分選手に伝えたことと思う。
個々数年の明治にかけているのは、トップリーグで活躍する選手数からして、学生時代にはコーチに恵まれていなかったと思わずにいられない。才能が生かされていなかったのだろう。
頑張れ明治、明治が優勝争いを演じないとラグビー人気は盛り上がらない。2019年に向けてまずは関東の大学ラグビーの有り様を替えなければ、NativeJapanes でWCを戦えない。開催国が1勝もできずに、しかも協会ルールの日本人がJapanを名乗るのでは、オリンピック前のWCが自国民に支持されるだろうか。
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