神田で生まれた私は子供の頃学校で、日本の中心は東京です、国会議事堂があります。東京の中心は千代田区です、都庁があります。(昔は都庁は有楽町にありました。)と授業で習い、そんな先入観から当然のことのように、都立中央図書館は千代田区にある日比谷図書館だと思っていた。全国的に図書館でビジネス支援が盛んになりの現在の勤務先がそのことに関わっている関係から各地の図書館を訪問しているが、お膝元の都立中央図書館からお呼びがかかり、いざ行く段になり港区広尾の有栖川庭園内にあると知って正直驚いた。広尾はお取り先もあり度々行くが、町は近隣に大使館が数多くあることからも、国際色豊かな町だが、純和風庭園の中はこれまた国際色豊かな子供たちで一杯だった。
有栖川庭園は江戸時代は盛岡藩下屋敷跡だったとのこと、そういえば以前の岩手県立図書館は盛岡城跡にあった。南部の殿様はよほど図書館に好かれた人だと思った。
広尾の町はハイソな国際色とは別に、下屋敷跡の名残の庶民的な町並みも残り、銭湯もパチンコやも残り、今日は昼飯時に素敵なお店に入った。
魚屋さんで魚料理を食べさせてくれるのだ。何か山の手で下町人情も味わえる素敵な「飯屋」さんだ。
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