とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

老老介護 疲れた1週間 反省

2010年02月20日 | Weblog
2月16日:前立腺癌の治療検査で癌研有明病院に行く。PSA値が0.54から0.04に下がった。ホルモン注射と毎日のホルモン剤の効果が出た。少しほっとした。ただ会計を済ますと、毎月健保組合から送られてくる、「あなたの支払った医療費です。ジェネリック薬を使用して医療費を節約してください」の通知文が痛いように響く。毎月の支払いはこれまでの友人たちとの「飲み代」とイコールだが健保が7割負担していることが後ろめたさを感じる。
(反省その1)敷居の段差に考慮なし。
その後、実家の母に電話を入れた。見知らぬ男の声が電話口に出た。介護ヘルパーさんだった。昨日敷居の段差につまずき転び立てない状態とのこと。病院から実家に直行した。
聴けば昨日はコタツで寝たそうで、なにもできなかったそうだ。

(反省その2)市から支給された非常ベルは倒れたときには手が届かない位置だった。
(反省その3)すぐにかかりつけの整形外科病院に電話を入れる。4時半に来いと言う。しかし母は痛がり動けない。1人では運び出せない、切羽つまり119番に電話をしてしまった。救急車はすぐ来てくれた。しかし後で知った「介護タクシー」で済ませることができることだった。これが最近話題になる「119番の乱用」をしてしまった。
(反省その4)医療行為と介護行為の違いが認識不足
診察結果は「ひざにヒビが入ったが特に問題なし。痛みはシップで直る。4週間程度は足に負担をかけるな。3日おきぐらいに通院してくれ」とのこと。呆然とした。どうすればよいのか、せめて1週間ぐらい入院をと頼んだが、ベッドの空きがないと断られた。そこを食い下がったが、医療と介護は違うといわれ、当日1晩だけ入院をみとめてもらい、病院から紹介されたケアマネージャーさんと前後策を考えた。でも最善策はでない。知人に頼み込みベッドの空きのある病院を探してもらった。最後はその病院の特別病室1日2万円か病院紹介の介護施設1日1万5千円のショートステイを選ぶかになった。通院を考えると知人の病院に軍配を上げた。
17日 まずはオフクロを引き取りに病院に、その際知人の病院に行くことで紹介状、診断結果をCD-ROMでもらう。知人の病院も翌日でないと空かないので1日は自宅待機。移動は病院紹介の「介護タクシー」を使った。もっと健保組合は「介護タクシー」をPRしても良いのではと思った。運転手さんは介護の知識があり、設備も良い。設備使用代4000円+タクシー代で安くて便利だった。
(反省その5)介護の基本は恥ずかしさを取り除くこと
18日 1晩は介護資格を持つ叔母の世話になった、排泄の処理等基本を学ばないと介護はできない。オフクロは大人用オムツをいやがり、排便を我慢していた。朝雪だった。予約した「介護タクシー」は時間道理に着てくれた。病院は我が家のある所沢なのでとりあえずは落ち着いた。
(反省その6)老後に必要なのは現金
19日仕事に出る。突然のことで取引先とのアポの変更等携帯でのやりとりだがそもそも自分の携帯をわすれカミサンの携帯を借りたことで連絡先を苦労した。
泥縄式だが、自宅近辺の病院、介護施設、介護施設の経費等データー集めをカミサンに命じ、退院後の対応策を検討したが、結論は入居保証金の額と年間の経費額等お金との相談になった。
とにかく疲れた1週間だった。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿