東京人にとって地方の人に東京を感じてもらう贈り物は何だろうか。仕事で地方に出るときにも東京土産として何があるのだろうかといつも悩む。昨今の老舗と言われたところの偽装を出すまでも無く食べ物となると、また悩む。
酒好きにはあまり悩まない。東京にも旨い地酒はある。だが下戸の人には困る、また銘菓ごときはどこのデパートにも出店して地場の香りを失ってしまう。
和菓子の贈答品は日持ちの点から羊羹か最中に限られる。しかしこれとて日本中どこにでもあるとなると、味で勝負できるところしか選択枝は無くなる。神田の土地では「さヽま」か「庄之助」になる。職場の対面に「さヽま」があり宅配を頼んだが断られてしまった。最中の皮の柔らかさに特色を出すだけに輸送中の崩れは責任もてぬとのことだった。そうなると「庄之助」しかない。正直のところ持参するなら、あっさりとした粋な味の「さヽま」に軍配を上げるが、宅配お断りとなれば不戦勝で軍配の型に餡子の詰まった「庄之助」と江戸っ子の気風の良いお上さんに軍配を上げる。
ちょうど大学時代の友人を須田町の「鬼平」に誘ったついでに「庄之助」に立ち寄り
宅配を頼みに店に入ると、季節の和菓子にサンタと雪だるまが置いてあり、飲んだくれて帰る侘びにカミサンへの土産に買ってしまった。
帰りがけにお上さんからおまけとして「神田まつり」を1つ頂いた。
会話の生まれる商いが商店だと思う。商店の無くなった町は味気ない。
酒好きにはあまり悩まない。東京にも旨い地酒はある。だが下戸の人には困る、また銘菓ごときはどこのデパートにも出店して地場の香りを失ってしまう。
和菓子の贈答品は日持ちの点から羊羹か最中に限られる。しかしこれとて日本中どこにでもあるとなると、味で勝負できるところしか選択枝は無くなる。神田の土地では「さヽま」か「庄之助」になる。職場の対面に「さヽま」があり宅配を頼んだが断られてしまった。最中の皮の柔らかさに特色を出すだけに輸送中の崩れは責任もてぬとのことだった。そうなると「庄之助」しかない。正直のところ持参するなら、あっさりとした粋な味の「さヽま」に軍配を上げるが、宅配お断りとなれば不戦勝で軍配の型に餡子の詰まった「庄之助」と江戸っ子の気風の良いお上さんに軍配を上げる。
ちょうど大学時代の友人を須田町の「鬼平」に誘ったついでに「庄之助」に立ち寄り
宅配を頼みに店に入ると、季節の和菓子にサンタと雪だるまが置いてあり、飲んだくれて帰る侘びにカミサンへの土産に買ってしまった。
帰りがけにお上さんからおまけとして「神田まつり」を1つ頂いた。
会話の生まれる商いが商店だと思う。商店の無くなった町は味気ない。
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