都内のマンション暮らしから移り住んで30年。通勤先の大手町が、Door to door 30分から1時間30分の通勤の苦痛に耐え、引越し当初は子供たちも念願の犬を飼い喜んだのもつかの間、娘は中学から息子は高校から都内の通学で、「おらーいやだ!こんな田舎いやだー!」と言わんばかりに、娘も、息子も、都心、横浜の繁華街のマンションに越していった。今ではカミサンと、ペットの飼育制約付きのマンション暮らしで、置いてて行ったにゃんこの6歳のさくらとの、暮らしとなってしまった。
しかし、仕事を辞めての年金暮らしとなった現在では、好きなアウトドアーと音楽生活に恵まれた、所沢の環境に満足し、医者通いと寄席、クラス会で時折出かける都心には「人混み酔い」するほどになってしまった。
昨日も今では健康維持を兼ねた狭山湖への鳥撮り散歩に出かけた。
狭山湖からの一番の富士山ビューポイントなのだが、狭山湖は埼玉県内だが、周辺敷地は東京都水道局の管轄のため、無粋にも高いバラ線の金網で囲われている。ここからの富士山と夕日は素晴らしく、そのためこれからのシーズンに、プロ、アマ混じってのカメラマンが押し寄せ、その中には毎年レンズが通る部分だけ金網を切り取る輩も現れ、イタチゴッコが繰り返されるのだが、そんなことより、この美しさは万人の物だから、東京都と埼玉県で話し合い、ここに展望台を作ればよいのにと思うのだが、進まないのはなぜなのか?と思いながらこの日もここを通り過ぎた。
(堤防からの富士山)
午前中は小春日和、イカルチドリはまだ滞在中。
湖岸はマガモが占領、湖面はカンムリカイツブリが占領中
堤防下はホオジロが占領中。
午後はカミサンが先日左目の白内障の手術をし、今日は右目というところで、入間市のT眼科クリニックの送迎車を待つ。患者三人と付き添いの私の4人で乗り込み、4時近くに乗車し、結局手術を終えて帰宅したのは22時になった。とにかく繁盛しているクリニックだが、結局埼玉県はというより所沢は事医療に関しては、患者数からすれば医療過疎地なのだろう。私が手術を受けるとしたら、以前かかった御茶ノ水の井上眼科にしようと思うのだが、それこそ、片目つぶって、西武線、地下鉄丸ノ内線の乗り換えと階段の乗り降りを考えると、二の足を踏んでしまう。
自然環境に恵まれたところは生活環境は両立しないのだろうか?
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