とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

ラグビー大学選手権 2回戦

2010年12月28日 | Weblog
 我が家のCSチューナーはW録画が出来ない。 したがって瑞穂と秩父宮の試合両方の同時録画は出来ない。どの試合を見るかが迷った。勝敗の興味から言えば、慶応vs帝京大の試合だが、関東の優勝校の早稲田、東海を優先させ瑞穂試合をLIVEで、秩父宮を録画で
日、月の2日に分けて見た。
 第一試合 東海大27vs6天理大
 予想外と言っては天理大に申し訳ないが、点差の示すとおり、天理が東海大の試合をさせなかった。しかしそれは防御面で攻撃までには至らなかった。マイケル・リーチがやはり東海大の試合を攻守にわたり作っていた。関西においては無敵をほこっても、ノートライの数字が示すとおり、守りに終始した試合だったがこれまでに比べれば善戦した結果だと言える。反面東海大は個々の選手が、自分の仕事をきっちりわきまえていた。怪我を意識したのか、体を張った場面は少なかった。

 第二試合 早大62vs12関西学院
 ある程度余裕をもって望めたのに拘わらず、つまらぬミスが多かった早大だった。組織プレー、選手間のコミュニケーションがとれずに、ちぐはぐなプレー続出だった。にも拘わらず、個人の能力でカバーし点差の開いたゲームにまとめたが、実力差が歴然だったからフォローできたので、国立での試合だったら完全に相手に取られた場面だった。早大はまだチームとしてのまとまりは出来ていなかった。それにしてもいとも簡単に前・後半ともにFWでトライを許すなど、早大は国立に向け修正要ありのゲーム内容だ。

 秩父宮第一試合 明大60vs7流通大 結果を知って見るハメになったが、それ以上に試合自体がつまらなかった。両者ともラグビーの醍醐味を置き忘れ、迫力を欠いた展開だった。また明治は早大以上にちぐはぐな攻撃で、早・明ともに手の内は明かさないで、個人力で試合の組み立てをしていた印象だった。試合に余裕があり、目立ちたがりや田村のキックが非常に目立った試合だった。

 秩父宮第二試合 帝京大38vs7慶大
 予想外の点差に結果を知って驚いたが、録画を見て納得。この試合の帝京大の選手のまとまりは素晴らしかった。FWの5・6・7
のボンド、ツイ、吉田の動きは素晴らしかったし、試合を作った9,10のHBの状況判断、攻守の着替も見事だった。しかも局面の最前線で体を張ってチームを引っ張った吉田のキャプテンシーも素晴らしかった。

 この試合を見るまでは東海大が少し優位かと思ったが、2日の東海大vs帝京大は昨年以上の熱き戦いが予想される。
 早・明においては再度ラグビーの原点であるタックルを見直して欲しい。

久しぶりにわくわくしながら2日の国立を迎えられる。

 
 


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