とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

毎日が日曜日の身には、10連休は?

2019年05月01日 | 音楽千夜一夜

 平成から令和への移行で10連休と旅行会社にとっては正にゴールデンウイーク。しかし毎日が日曜日の私には「あっしにはかかわりのないこででござんす。」と爪楊枝をかむしかないのです。それでもかみさんは、息子夫婦、娘に帰宅を要請するものの、それぞれ予定が入り、キャンセルされた。しかし新婚の息子夫婦が28日の日曜日に戻るとの電話がはいるや、かみさんは俄然やる気がわいたのか、大掃除が始まり、かつての家族忘年会の定例会場所の「フグ料理”N"に電話しろ」「おいしい茶菓子を買ってこい」と矢継ぎ早に指示が飛んできた。

 当日、息子夫婦がくるや、やはり夫婦ふたりの毎日よりは賑わいとと笑いが家に戻って来た。しかし10連休の予定を聞くと、息子は「勤務先のビッグサイトでのイベント参加で、横浜ー有明通勤」と勤務医の嫁さんは、カレンダーどおりの病院出勤とのことだった。その後の息子の予定を聞くも、国内外の出張で埋まり、息子の健康管理を託す嫁さん自身もハードな毎日だ。

 我ら年金暮らしの団塊の世代を支える、ロケット日本号のエンジンがオーバーヒートしては、不況の大気圏突破は厳しいものだとおもわずにはいられない。

 その日のNでの家族宴会は、車運転の息子と医者からの禁酒勧告を受けた私を横目に、カミさんと嫁さんは大いに盛り上がり、終わり、明日の仕事もあって早々に息子夫婦は帰宅した。われら老夫婦としては、二人の健康を祈るしかない。正に神頼みだ。

 29日 我が家から徒歩で4分、「椿峰コミュニティー会館別館ホール」で素敵なコンサートに巡り合った。

 わたしのホームグランドの所沢ミューズが改装工事で休館中で、今年のコンサート通いをあきらめていたが、思いもかけぬ素敵なコンサートと出会った。市内の小-中ー高校生たちの演劇、音楽会を主体に行なわれていたが私は参加したことはなかった。 初めて訪れたホールは横広の250名収容能力小ホールだったが、この日の演奏会は満席だが演奏内容からはもっと多くの人に聞かせてあげたいと思うほどの素敵なコンサートだった。

 演奏者ふたりは既にわたしは所沢ミューズで聞いていたが、上野さんの使用するフルートは所沢に本社.工場を有するムラマツフルートを使用している世界的な演奏者、影山さんは所沢市出身で東京交響楽団の首席奏者となぜか地元ご縁の演奏者で、おこなわれたが、演奏曲も演奏も楽しいコンサートだった。このようなコンサートこそファミリーで聞いてもらいたいのだが、この日も私同様の、シルバーオンリーで会場は満席だった。

  平成最後の日、我が愛猫さくらの「腎臓完治宣言」を期待してお世話になっている病院へ、小雨の中でかけたが、やはり人間同様腎臓病に完治はない。数値的には平常値に戻ったが、あくまで、点滴と造血剤の効果によるもので、先生の結論は「点滴の回数」が1日おきから週2回へ、送血剤の注射は週1回と変化はなかった。

 しかし昨年の11月に病院へ運んだ時の体重は2.7Kgだったのが、今や3.8Kg、点滴の準備を始めるや部屋中を逃げ回り、治療への抵抗力が強まり私の引っかかれ傷の数が増えてきた。しかし私同様、完治を望めぬ腎臓病を抱える者同士、いつまで一緒に暮らせるか?終わりなき戦いを続けるしかない。年号は変われど腎臓病との戦いは続く。。。。。

 

 



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