年末・年始 備忘録（2020-2021）

2020．12.29

　カミサンが年賀状を出すので、プリントしてくれと、言い出した。しかしエプソンのPA880のプリンターは動かない。肝心な時にご臨終。カミサンはパニックで騒ぎ立てるだけ。仕方なく新規プリンターの購入を決め翌日、正月用品の買い出しを兼ね、所沢西武のビッグカメラに行くことにした。

2020.12．30

　混雑することを予想し開店時間に合わせ家を出た。それでも駐車場はあと10台ほどの余裕しかなかった。開店1分前に並び、とりあえずビッグカメラ売り場に、大安売りの目玉商品のキャノンのG3360を購入、既存ポイントの利用で3万円を下回り購入。その場で新規ポイントで正月用のワインを購入。現物を預け、カミサン指定の正月用品を仕入れるために地下の食品売り場に、しかし食品売り場の品ぞろえにはあまり食指は動かず、むしろ地下のイトーヨーカ堂の「ダイドコロ」の方が、蕎麦は赤坂更科、蒲鉾は日本橋神茂、お菓子は六花亭、しかも好物のアップルパイは函館五島軒がおいてあり即購入、そして購入したプリンターを受け取り、駐車場に。入口には何台もの車が駐車待ちの渋滞状況。それを横目に帰宅、すぐにプリンターの設定。エプソン同様に簡単にwifi設定ができるものと梱包を解き開始、しかしこのプリンターの最大の欠点にぶつかる。これは製品開発者が消費者志向ではなく、会社命令の「最安で、しかも最高の利益を取れ」の忠実に履行した最悪の商品だった。

　まず基本となるガイド液晶画面が、小さく・暗く・文字が識別できない。したがって設定するにも文字が判読できず先に進まない、そして文字選択がこれまた正確にできない。ここで私は当然ながら「パスワード設定のミスをした。」私の意図したパスワードと打ち込んだパスワードが相違した。これで先には進めなくなった。すべての初期化する説明がマニュアルのどこにもない。

　キャノンサービスは1月4日まで休暇とのこと。このことをカミサンに告げるとカミサンはヒステリックに叫びだし、コンビニのプリンターに走った。もちろんカメラはNikonでありCanonは買わないがこれからもCanon製品は拒否するつもりだ。2020年最後の「安物買いの銭失い」となった。

2020.12.31

　夜、カミサンと二人で年越しそばを食べていると、息子が一人で家に来た。当初は明日に嫁さんとくることになっていたのだが、「医療従事者である」嫁さんが発熱したとのことで、当然ながらCOVIT-19を誰もが疑い、元旦の我が家への来訪は中止となり、息子はお年賀を持参し、その夜は我が家に止まり、嫁さんと電話で連絡を取り合い、翌朝早々に帰宅した。

　都心に住む娘も、COVIT-19の政府のお達しを守り、早々に正月は帰らないとの宣告を受け、カミサンが張り切って仕込んだ正月三が日の料理は老夫婦二人の胃袋では消化できないまま、三が日を迎えることとなった。

2021.1.1.

　あわただしく息子が朝食を取り嫁さんのもとに帰宅した。老夫婦二人で迎えて新年は、暮に亡くなった愛猫さくらの「腹が減ったよ・・・・・」との声もなく、静かすぎる朝となった。

2021.1.2

　世間的にはマスコミは圧倒的「箱根駅伝」だが、私はラグビーだ。この日も大学ラブビー中継を見た。久しぶりに、早稲田　ｖｓ　帝京の試合は「手に汗」の試合だった。特に後半の帝京の追い上げと、必死に耐える早大はかつての早明戦をほうふつさせた。でも早稲田が耐えきった。意外だったのは明治ｖｓ天理だ。あまりにも明治が悪すぎた。天理が強すぎたとは私は思わない。明治の気のゆるみではないか。「明治らしさ」が見られずじまいで終わってしまった。むしろ小細工せずにひたむきに前に出る明治のラブビーは天理が見本のようにグランドで見せてくれた。

2021.1．3

　高校ラグビー　東福岡　ｖｓ　東海大仰星　　「素晴らしい試合だった」の一言　高校生がこのような試合を見せてくれたのが驚きだった。ただ一つ気になったのは延長戦で東福岡のけりだしたボールを私にはインゴールで東福岡の選手が抑えたシーンを線審の判定でノーゴールとなったが、これはすぐに再生されたビデオでは明らかにトライだったが、判定はノートライでビデオ判定はしなかった。抽選で東福岡が勝者となったので、良いのだが、これが逆で抽選で東海大仰星だったとしたら、でも東海大仰星も素晴らしい試合を見せてくれた。

今年の私のお正月も、ラブビー中継で終わってしまった。