とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

前立腺がん(3)

2007年03月30日 | 病院

朝、1番に行こうと思って玄関を開けると、台風のような雨脚に驚いた。何かいやな予感を感じた。駅までバスに乗った。なぜか時間より早いのか遅れたのか、時刻表と違う時間に来た。慌てて走って飛び乗った。駅からはタクシーのつもりがいつもは待ちのタクシーが居るのに今日に限って居なかった。幸い雨は上がったので歩いたが、着いて病院のスリッパに履き替えようとしたら、履いてきた靴は左右違っていた。悪い予感。先客は4人居た、待たされた時にと思ってラジオをもってきたがすぐに電池が切れた。またまたいやな予感。やっと私が呼ばれた。
目の前に検査結果のX線写真が張り出された。先生は1枚1枚説明してくれた、結果は転移は認められないとのことで、朝からの悪い予感は払拭された。
今後の治療については、先生は私の年齢と平均余命から全摘手術を推奨するとのこと。先生は治療方法として出身大学が日本では最初に手がけた放射線カプセルの埋め込みを紹介した。これは手術のダメージが無い反面、最新の方法のためまだ実績が少ないとのこと。
次に東京医科歯科大で試みている腹内鏡による手術例を紹介してくれた。これは手術のダメージを最小限にして行う方法だが先端医療で保険の適用外とのこと。
紹介を依頼した癌研有明病院はホルモン療法により癌細胞を小さくしてから結論を出すとのことだそうだ。
自分としては腎臓癌を宣告され時は、慌てて一刻も早く治療をしようと某大学病院の門をたたいてすぐに全摘手術を受けた。結果論だが、今その選択には悔いが残った。その時肝臓癌を患う我が親友は「癌はきらずに直す」を主張し今も私より元気に生きている。
いずれにしても先生には癌研有明病院の紹介を依頼し、手続きを行った。紹介頂いた先生は多忙な様で初回面談は来月の11日我が誕生日前日に決まった。
第二回目の我が癌との闘争開始だ。



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