とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

東京のお盆 昨日、今日

2012年08月14日 | Weblog


 昨日、健康診断の結果で、肝臓に癌の疑いがあるのでCT検査を受けるように、かかりつけの医者に言われ、検査予約がたまたま昨日だったので、休暇をとり検査専門の診療所に行った。家から小手指までのバスは、休日ダイヤになっていた。小手指駅に着くと、なぜか東急の車両が停車していた。そういえば東急と西武が地下鉄新都心線を経由して来年に相互乗り入れすることを思い出した。

 診療所はさすが世間はお盆休みで空いていた。結果は主治医宛でその場では聞かせてくれなかった。主治医はお盆休みで結果はお盆開けになるが、何れにしてもすでに2回、癌の手術を受けた身デあることから、2度あることは3度あると腹はくくっている。
 検査後、帰りに久しぶりに秋葉原に出た。





 平日だがお盆で車は少なく人出は、外人特に中国語が飛びかうが、思ったよりは人出は少なかった。
 駅前のラジオ会館が跡形もなくなっていた。交通博物館跡地が超高層ビルに変わり、秋葉原デパートがエキュートに変わり、そして石丸電気が慣れ親しんだマーク共々消えていく。神田で生まれ秋葉原を遊び場として、これまで長らえてきた我が身の歴史シーンがことごとく消えていくさまを目の当たりにした。我が家の家電製品は親の代から石丸電気だった。そして我趣味のオーディオはラジオ会館通いカラだった。そして秋葉原デパートの輸入食品売り場で紅茶の味を知った。
 私の育った秋葉原の街は消えてしまった。





 今日は仕事で出勤。いつものようにカミサンの車で駅に、何時もより15分遅く家を出たが駅までの道はガラ隙で、何時もより1本早い電車に座れての通勤だった。いつも思うことだが、盆と正月の東京ぐらいが、都市としての本当は一番良いサイズだろう。
 仕事で「本所吾妻橋」行った。地下鉄を上がると、人が結構多く歩いており、観光バスの行き来が目についた。訪問先では、工場跡地はマンションに変わり、外人相手の「旅籠屋」が増えていると聴いたが、地元商店はスカイツリー完成前までは潤っていたが、完成後はスカイツリーそのものに客を奪われ、浅草ースカイツリーの経過地点になって、お金は落ちなくなったそうだが、墨田区そのものは定住人口は増加しているとのことだった。
 東京タワーからスカイツリーが確実に「昭和」の時代が歴史になっていく象徴なのだろう。


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